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As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

鎌倉紫陽花紀行

 梅雨に入ったとは言え、今年は雨が降らないね〜。まあ、あんまりジメジメしてなくていいんだけど。
 さて、6月初頭のピアノトリオライブが終わって翌週に、またまた横浜へ。4月末にも行ったので、どんだけ横浜好きなんだ!って思われるかも(笑)。まあ、たまたま仕事が重なったからなんだけど、今回はちょっと趣向を変えて久々に鎌倉へ。というのも、最近「花おじさん」と化しているのもあって、梅雨時の紫陽花を見に行こうと思い立ったわけ(^^)。
 みなとみらいから電車で30分程度で、まず北鎌倉へ。駅を降り立つと、ほどなくして円覚寺に辿り着く。
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 ここは元寇に対する采配で有名な鎌倉幕府第8代執権:北条時宗が、国家の安泰と元寇による戦死者を弔うために建立した寺。堂々たる三門を抜けると、広大な境内にはゆったりとした時間が流れている。色々な建造物はあったんだけど、僕が気に入ったのはコチラ。
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 「居子林」と呼ばれる、禅を志す在家信者用の専門道場。今でも坐禅会とかが開かれているらしい。こういう落ち着いた雰囲気の中で、座禅を組んで雑念を払ってみたいなあ。
 さて、円覚寺にも見どころは沢山あったものの、今回の目的は紫陽花なので、そこから徒歩10分程度の明月院へ。
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 ここは紫陽花寺とも呼ばれるくらいの名所で、観光客でごった返してた。
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 ところどころに紫陽花を使った和のディスプレイがあって目を引かれる。大鉢のなかに金魚が泳いでおり、そこに青い紫陽花が浮かんでいる。
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 開山堂前の、花想い地蔵。今はもちろん紫陽花なんだけど、季節によって異なる花を携えているとのこと。こういうの、いいよね。何か見ているだけで癒される(^^)。
 そして、方丈の前にはカメラを携えた観光客の列ができており、そこからは・・・
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 「悟りの窓」と呼ばれる丸窓があって、背後の庭園を垣間見ることができる。今の時期、特別公開されているその庭園内には・・・
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 沢山の花菖蒲が植えられていて、紫陽花とはまた異なる味わい。
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 で、ここにもお地蔵さんが居て、こちらは「赤地蔵」。この後ろには「青地蔵」も鎮座していた。二つとも何かカワイイ(^^)。
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 少し変わった紫陽花も。ただ、全体的に見頃よりは若干早かったようで、JRと江ノ電を乗り継いで、次の目的地:長谷寺へ。
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 5年前に立ち寄った時は秋だったから、ここが紫陽花の名所だとは知らなかった。眺望散策路(観音山あじさい路)があって、こちらも長い行列。だけど、明月院よりは若干見頃だったので、色々な種類の紫陽花を堪能できた。
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 まずは定番の青い紫陽花。
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 白い紫陽花も清楚でキレイ(^^)。
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 左前に変わり種の白い紫陽花。
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 一番気に入ったのは、コチラ。こういう紫陽花もあるんだね〜。中央にある小さな花弁の集合体を、色が異なる4枚の花びらが取り囲んでいて、まるで誰かがデザインしたかのよう。自然のなせる業だろうけど、不思議。
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 観音山からは由比ヶ浜のビーチも見える。まだ、海水浴には早いかなあ。でも、鎌倉っていいところだよね〜。ここに住みたくなる気持ちはわかるなあ。
 ということで、急ぎ足の鎌倉紫陽花紀行はお終い〜(^^)。