これまでは、岡山駅から後楽園まで行こうとすると、岡電バスの18番「藤原団地行き」に乗って、天満屋バスターミナルを経由した後に、「後楽園前」で下車しないといけなかった。まず、「後楽園」と「藤原団地」がパッと結びつかないから、バス乗り場を探すのに一苦労。それに、天満屋経由なので割合時間もかかるし、市内移動の交通手段としてバスに乗車している通常のお客さん(僕もその一人)と後楽園目当ての観光客が混在して、何かと便利が悪かった。そこで、先月4月27日から新たに運行されだしたのが、岡山駅と後楽園を結ぶ直通バス「岡山後楽園バス」(ウェブサイトはコチラ)。
市内を走る岡電バス・宇野バス・中鉄バス・両備バスいずれとも異なる、ちょっと洒落た深緑色のカラーリングで、歴史ある後楽園の雰囲気によくマッチしている。
停留所は、岡山駅・岡山県立美術館前・岡山後楽園の3箇所とシンプルで、駅から後楽園まで所要時間10分(片道140円)。これなら、岡山に来るのが初めての観光客にもわかりやすい。日本3名園の一つであり、ミシュランガイドへ掲載されているにもかかわらず、どうしてこういう直通バスがなかったんだろうね(^^)。
ただ、僕としてはこれに加えてもう1路線くらいあってもいいんじゃないかなって思う。日本3名園の一つ、兼六園を抱える金沢は・・
「兼六園シャトル」っていう、「岡山後楽園バス」と同様の直通バスに加えて、街中の周遊バスがある。上の写真はちょっとレトロなボンネットバスなんだけど、右回りと左回りルートがあって市内観光には結構便利。これに倣って、岡山駅→岡山シンフォニーホール(表町1丁目)→県立美術館→後楽園→岡山城→県立図書館→京橋朝市付近(表町3丁目)→西川緑道公園→イオン岡山→岡山駅っていうようなルートを巡るループバスがあったらいいのになあって思う。もちろん逆向きに巡るルートも用意して。
バスに乗って一周すると、岡山ってこんな街なんだっていうのがわかってもらえるんじゃないかなあ?皆さんどうですか、この提案は?(^^)