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As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

萃sui-諏訪湖@上諏訪温泉  

 諏訪大社四社まいりをしてたら、もう夕暮れ時に。もともと、長野というか諏訪湖に行ってみたいなと思った動機はベタなもので、映画「君の名は」を見たから(笑)。主人公の一人、三葉の住む湖を中心とした街:糸守町の風景は諏訪湖をモチーフにしているとも言われており、劇中の印象的なフレーズ「カタワレ時」(黄昏時)に見られる諏訪湖の夜景は素晴らしいと。別に聖地巡礼をするほどでもないんだけど、自分の中で徐々に諏訪湖への思いが強くなってきたわけ。だから、黄昏時の諏訪湖を見るのをすんごく期待していたものの、生憎の悪天候のためかなわず(>_<) 、今宵のお宿「萃sui-諏訪湖」へチェックイン。
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 ここは昨年の7月にグランドオープンした温泉宿。上諏訪温泉は湯量も豊富で、駅にも足湯を備えているほど。そして、「萃sui-諏訪湖」の売りは、屋上にある展望露天風呂。もう日が暮れてたけど、夕食前に行ってみた。
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 屋上なので遮るものが全然なく、諏訪湖畔の夜景も見える(^^)。しかし、眺めがいいということは、他からも覗かれるということで(笑)。なので、ここは「湯浴み」という服を着て露天風呂に入るシステム&混浴。まあ、どちらかというと温泉プールに入ってる感じかな。まだ、みぞれ混じりの雨が降っていたので、早々に退散して夕食へ。
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 一人だけど個室を用意してくれて、和懐石の品々が次々に出てくる。安曇野の本わさびを自分ですりおろし、お刺身に付けて食べるのはマイウ~(^^)。
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 こういう時に日本酒は必須(^^)。地酒の飲み比べセットを注文。「御湖鶴」っていう酒造の純米酒三種呑み比べ。左から「純米 あお」、「超辛口 純米酒」、「生詰純米 至福のひととき」というもの。個人的には真ん中の超辛口が好みでした。
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 〆に出てきたのは牡蠣の土鍋ご飯。これは旨かった!食べきれなかったご飯は、後で夜食として部屋に運んでくれるサービスもあって嬉しい。移動の疲れもあり、その後はバタンキュー。
 翌朝は天候も回復し、青空も垣間見えるようになったので、夜明けとともに諏訪湖畔を散策。
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 湖なのに波が打ち寄せており、まるで海みたい。山間の街なのに、まるで浜辺にいるかのような不思議な感覚にとらわれる。空の青色が湖面に映り、ああ、これが諏訪湖の魅力なのかと納得。ただ、外気温はマイナス3℃くらいで身体は冷え切ってしまったので、再び宿に戻り、前夜トライした屋上露天風呂に再チャレンジ!
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 屋上からは、諏訪湖を取り囲む山並にうっすらと雪が積もっていて美しい景色が拡がる。そして・・・
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 こういう角度からだと、屋上露天風呂と諏訪湖がまるで連続しているように見えるでしょ?そうなんです。この露天風呂に頚まで浸かってると、目の前に諏訪湖が見えて何ともいい気分。この景色を独り占めしつつ、源泉かけ流しの温泉で身体の芯から温まるという幸せ(^^)。
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 実は、部屋にも源泉かけ流しの半露天風呂があって、こちらからも諏訪湖を臨みながら温泉に入ることができる。湯温は65℃と高めのため、かけ流しの温泉をそのままにしておくと、熱くて入れない(笑)。で、水を足して混ぜつつ、もう一回朝風呂(^^)。いや〜いい湯だなあ!
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 朝食も個室で。前夜の土鍋ごはんもよかったけど、朝食はたっぷりのお粥が供される。これに、とろみのついた出汁をかけ、様々な薬味をかけていただくという趣向。ヘルシーかつ美味で、大満足(^^)。
 宿としては幾分小さめだけど、スタッフの心遣いが隅々まで行き届いていて、本当にいい時間を過ごすことができた。また、夏の時期に再訪してみたいなあ〜 以上で、蓼科〜諏訪編終了ー(^^)。