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As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

瀬戸内国際芸術祭2016夏会期@小豆島  

 もう、紅葉の季節なのに夏の話かよ!って突っ込まれそうだけど・・・(笑)。一応、このブログは自分の備忘録としての役割も果たしているので、ご勘弁を(^^)。さて、今年の話題と言えば、瀬戸内国際芸術祭(瀬戸芸)のことは書いておかねばならんでしょう。ただ、今回で3回目だものね。自分の中でも過去2回ほどの盛り上がりはなかったので、僕が気に入ったいくつかの作品と、それに伴う食べ歩きを書き連ねておきまする。
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 まず、新岡山港からフェリーで小豆島への土庄港へ。土庄本町では、「迷路のまち」エリアを歩いた後に・・・
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 「No.073:大岩島2」へ。エア・ドームの中に、黒マジックで描かれた瀬戸内的な風景が拡がっている。中はすんごく暑かったけど、アナザーワールドに迷い込んだみたいでよかった。その後、とりあえず何か食べておかないとと思って、小豆島ふるさと村へ。
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 小豆島と言えば、やはり素麺!ただ、普通に食べるのだと芸がないから、小豆島手延素麺にオリーブオイルを練り込んでラーメンに仕立てた「オリーブラーメン」。あっさりした塩味のラーメンスープに素麺っていうのが意外に合う(^^)。ここから、小豆島南の三都(みと)半島方面へ。
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 「No.081:段山遺跡群」。こういう屋外作品は好き。なんかクスッと笑えるよね。さらに南下し、神浦(こうのうら)へ。
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 瀬戸芸でもなければスルーしてしまう地域。でも、すんごく海が綺麗で感動!これが瀬戸内海?って思うほど。
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 この近くにいくつかの作品と休憩所があった。こちらでは地元の人達が無料でおもてなしをしてくれる。お言葉に甘えて・・
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 ハイ、正真正銘の素麺をいただきました(^^)。僕は、自分で素麺を作るときは固めに茹でるんだけど、こちらでは比較的柔らかめに仕上げてあった。でも、結構コシがあってマイウ〜。で、小豆島の人達は皆いい人ばかりで、何か嬉しくなってくる。
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 更に南下し、三都半島の最南端で、「No.090:怪物と少年II/この彫刻は一万年の生命を持ち・・」。今にも動き出しそうな怪物が、砂浜に群れてる。ここから再び北上して東へ向い、田浦(たのうら)半島へ。今回、一番のお目当てだった・・
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 「No.109:愛のボラード」。ボラードって言うのは船が岸壁に停泊する時にもやい綱を結える柱のこと。工業的な造形の作品でありながら、不思議な温かみがある。遠くに臨む草壁港付近の風景も美しい。
 そして、ラーメンと素麺を食べたにも関わらず、ここで再び空腹感が(笑)。なので、小豆島の醤油屋さんが立ち並んでいる中で、マルキン醤油へ。
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 閉店間際だったにも関わらず、特別に作ってくれた〜!
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 マルキン醤油を使って煮込んだ、ぶっかけ肉うどん。こちらもマイウ〜でした(^^)。
 本当は小豆島の北側、大部の方にも行きたかったんだけど、残念ながら時間切れ。なので、土庄港に戻る道すがら、肥土山(ひとやま)へ立ち寄った。
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 これもお目当ての一つ、「No.077:オリーブの夢」。周囲にある棚田ともよくマッチしている。まるで、以前からそこにあったみたいに馴染んでるよね。
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 4000本の竹で構築されたドーム型の建造物。中に入ると舞台のような空間があって、靴を脱いで上がることもできる。
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 天上には小さな円状の穴が空いていて、そこだけ空が切り取られているよう。ドーム内は不思議と落ち着く空間で、居心地がいい(^^)。でも、帰りのフェリーが出港する時刻が迫っていたので、名残惜しくも立ち去った。瀬戸芸がなくても、また小豆島には来たいなあと思いつつ。