ライブ終了後、キツキツのスケジュールで気がつけば月末。3月中旬に大分県へ行ってきたので、遅ればせながら書き留めておきまする(^^)。
目的地は別府。岡山から別府へ行くとなると、通常は山陽新幹線で小倉へ行き、日豊本線の特急「ソニック」に乗り換えるというのが定番。しかし、乗り鉄の僕としては、博多経由で行くことに。その訳は・・
ハイ、特急「ゆふいんの森」へ乗りたかったから(^^)。JR九州には色々な観光列車が走っていて、一昨年の夏に宮崎へ行った際には、様々な列車を乗り継いで戻ってきた。どうせ移動するなら、ちょっとでも楽しい方がいいものね。
しかし、その目論見は悲しいかなハズレ〜(涙)。オフシーズンの平日だから、ゆったり乗れるかなと思いきや、卒業旅行と思われる大学生のグループが大声で話をしているし、おまけに中国・韓国からの団体さんで満席状態。その人達が、甲高い声で喋りながらあちこちで写真を撮りまくっており、クラシックで洒落た雰囲気なのに残念〜。車内販売しているビュッフェでも長蛇の列。やっとの思いでゲットした「ゆふいんの森」乗車記念スタンプカードと、駅弁。
僕が乗った便は終点が由布院駅だったので、一旦下車。
駅舎の外に出てみると、こちらも中国人観光客で大混雑。
天気はよかったので由布岳がきれいに見えたけど、由布院ってこんなに中国の方々に人気があるんだ・・と改めて思い知った。九州って大陸に近いんだよなあ。
気を取り直して別府行きの列車に乗り換えたけど、今度は車内で日本人は僕一人のみ!その他の乗客は?ご想像にお任せします(笑)。本当に、海外旅行をしている気分だった〜
何とか別府へ到着。駅前には「ピカピカのおじさん」なる像が。何でも温泉地別府の基礎を作った油屋熊八という人の銅像らしい。別府市内で予定された仕事を済ませた後に、北浜バスセンターまで移動。
目の前に別府タワーがそびえ立っている。名古屋テレビ塔、大阪通天閣に次いで日本で3番目に建てられた高層タワーだとか。市内を走る亀の井バスに乗車した後に目指したのは・・・
別府八湯のひとつ、明礬(みょうばん)温泉。あちこちから硫黄臭のする水蒸気が立ち上っている。ここは、別府市街を臨む高台にあって・・・
大分自動車道高架橋の向こう側に別府湾が見える絶景ポイント。で、ここにある岡本屋売店で休憩。
大分のソウルフード「とり天」。ふんわりと柔らかく、ビールのアテには最適(^^)。ちょっと気分が上がって、高台へ続く道路を歩いて行く。
明礬温泉「湯の里」。ここは、昔ながらの製法で「湯の花」を作っていて、無料で見学できる。で、湯の花小屋へ入ろうとすると、大型バスが到着。え?こんな市街地から外れたところに?と思ったら、ここにも中国人観光客の団体が!たぶんね、ツアーの中に組み込まれているんだよね。ああ〜今回は本当に中国の方々と縁があるなあ(笑)。
しかし、僕のお目当ては湯の花小屋ではなく、そこからもう少し高台を登ったところにあるコチラ。
「湯の里」の大露天風呂でございます!最近、手持ちのカンケンバッグには外湯に入るためのタオルをいつも忍ばせているので(笑)、思い立ったらすぐに温泉に入れるワケ。さすがにここには中国人の姿はない。おまけに僕以外に入浴する人はおらず。淡いブルーの温泉に、屋根とかいう無粋なものはなく、遠くに別府湾を臨む開放感抜群の温泉に浸かるという贅沢!泉質もよくて大満足でした〜(続く)。