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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

激動の1月に思う  

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 2017年度から導入される新たな専門医制度に対応するために昨年来ずっと関わってきて、昨日ようやく新プログラム申請を完了。だけど、ホッとしたのも束の間。この制度がどう浸透していくかによって、医療界の大きな地殻変動も将来的に予想されるだけに、今後も安穏としていられない。これまで当たり前だと思っていたものが、それが立脚する背景や環境が変わったために、見事に崩れ去ってしまうのは世の常。将来どうなるかなんて誰にもわからないし、ましてやプラン通りに上手く事が運ぶなんてこともそうそうないし。
 この1月、芸能界ではベッキーSMAP問題、政治では昨日の甘利大臣辞任など、予想もしないニュースが相次いだ。どれも、普通ならそんなことあり得ないでしょ?と首をかしげるような話題なんだけど、背景を聞いてみればそれもしようがないな・・・と思える部分もあり。傍から見れば順風満帆なようでも、目の前にぽっかりと開いた「リスク」という裂け目を誰しも避けては通れない。
 ただ、今いる場所から誤って奈落の底に落ちたとしても、それで終わりじゃない。懸命にもがいてまた浮き上がってくればいいし、考え方を変えて、これまでとは全く異なる新たな場所を探してもいい。使い古された言葉だけど、「ピンチはチャンス」。先行き不透明だからこそ、何とかしないと!って踏ん張れる。結局は、少々辛くても今できる最善のことをやっていくしかないんだよねって、渦中の人たちに思いを馳せつつ、自分の1月を振り返った。