この2ヶ月間くらいブログに書いてるのは、自分のライブとOJFイベントのことばかり。まあ、それだけ追い込まれていたってことだけど(笑)。また、いつものペースにぼちぼち戻していきまーす。
秋晴れの週末、無性に蕎麦が食べたくなった。天気もいいし、ちょいと車を走らせて、吉井川にほど近いリョービガーデンへ。ここには高校生の頃、テニスの試合に来たことがあるだけなんだけど、その一角にお蕎麦屋さんができてると教えてもらって。
国道沿いなのに、ここだけ別空間みたいな雰囲気。「無哀荘」と書かれたいくつもの幟が期待感を高める。石畳を進んでいくと・・
パッと視界が広がり、茅葺屋根の古民家が見えてくる。何でも築150年以上のもので、蒜山地方からわざわざ移築復元したらしい。この中に、「そば処 無哀荘 真金堂」がある。昼食時からは少しはずれた時間だったので、特に待つこともなく店内へ。
大内宿もそうだったけど、こういう古民家って風情があっていい。でも、ただ古いだけじゃなく、空調は効いてるし畳敷きに椅子席も用意されてて、現代の生活様式にも合うようにきちんとリニューアルされてる。やっぱり、下手に我慢するより快適な方がいいものね。
さあ、ここで冷酒でもクッと飲み干して・・ってなわけにはいかないので(笑)、まずはノンアルコールビールとだし巻き卵をオーダー。
ハイ、間違いなく美味。どちらかというと甘みが効いているので、大根おろしに醤油を少量たらして食べてもgood!で、お待ちかねのお蕎麦がコチラ。
注文したのは天ざる蕎麦なんだけど、蕎麦自体もコシのある手打ちでマイウ~。普通にもりそばだけでもよかったかなあと思ったほど。最後にそば湯までしっかりいただき、満足〜。あまりせかせかせずに、のんびりと蕎麦を手繰る。そんな時間を過ごすのには持ってこいのお店かな。
ゆったりとした気持ちになって戸外へ。木々の間から日光が差し込み、まるで彼岸花にスポットライトが当っているよう。日頃の喧騒から逃れ、ちょっとしたショート・トリップ気分を味わえたね。