バスを乗り継いで宿泊したのは岐阜県奥飛騨温泉郷の平湯温泉。バスターミナルの周りには僕の背丈より高く雪が積もっており、どこに何があるのやらさっぱりわからない(笑)。とりあえず、宿泊先に電話をして迎えに来てもらい、再びバスターミナルへ戻ってきた。というのも、この時期に観光名所の平湯大滝が氷結するため、夜間ライトアップイベントが行われると聞いたから。
無料の送迎バスに乗り込み、いざ平湯大滝へ。まさに雪国!
奥飛騨の雪はパウダースノー。これに惹かれてやってくるスキー客も多いらしい。触ってみるとサラサラしてかき氷みたい。降り積もった雪に穴をあけて、そこに灯りが仕込んである。
大滝の前には寒暖計が。おさるさんの指が示しているように、マイナス10℃(笑)。寒い!で、しばらく歩いていくと・・・
ハイ、こちらが氷結した平湯大滝のライトアップ!凍った滝の水がまるで鍾乳石のように素晴らしい曲線美を示している。そして、降り積もった雪と樹氷を照らしだす照明がこれまた美しい。しばし、この風景に見とれてしまった。はるばる訪ねて来てよかった〜!
帰りがけ、イベント会場で振舞われていた樽酒。ただ、マイナス10℃の中で樽酒の表面が凍ってて、冷酒というよりは自家製のサケ・オンザロックって感じ(笑)。100円だったので飲んでみたけど、寒いのと酒が冷たいのとで味がよくわからん。
しかし、お宿に戻って身体が暖まってくると、いきなり酔いがまわってきた!それならばと、お奨めの冷酒をオーダーし、炙り焼の飛騨牛を満喫しやした(笑)。