先日お伝えした「桃太郎市に改名？」は、本日から始まった岡山市PR戦略へのプロローグで、敢えてのパクリだったとのこと。事前に香川・広島両県には了解をとっていたとは、なかなか用意周到（笑）。
で、本当のPRサイトは「伝説の岡山市」なるもの。僕は知らなかったんだけど、ネット世界では「大都会岡山」っていう岡山のパロディネタ（アンサイクロペディアのサイトはこちら）があるらしい。これ、見てみるとかなり笑える（笑）。元々はアンジェラ・アキが、少女時代に徳島から岡山へ出てきたときに、都会だなあと思ったことに端を発しているそうな。架空の「大都会岡山」もおかしいし、こんな地方都市だからパロってもらって全然結構。
「伝説の岡山市」サイトはちゃんとした作りになってて、僕の心配は杞憂に終わりほっとした〜案内役は俳優の甲本雅裕さんで、元ブルーハーツ、現ハイロウズ：甲本ヒロトの弟さん。名バイプレーヤーで好感度も高く、いい人選。これでどれくらいのPR効果があるかはわからないけど、香川・広島に挟まれ、岡山市が埋没しない程度にはなったかなと僕的にはプラスの評価です。
あと、もう一ついいなと思ったのは、サイトで使われている「岡山市」のフォントデザイン。タウン情報とかOJFもそうだけど、岡山って「おかやま」と平仮名表記することが多い。でも、平仮名の「おかやま」は何となく間延びした感じでかっこわるい。だけど、「岡山」だけ漢字で書くと、「山」に比べて「岡」の字画が多く、頭でっかちでバランスが悪い。そこで、「岡山市」にすると、「東京」と同様、全ての文字がほぼ左右対象で、角ばったフォントデザインがすごく活きてくる。で、微妙に「岡」を「山」よりコンパクトにしているあたり、なかなかやるね。
とまあ、こんなことをあれこれ考えてるっていうことは、やっぱり僕の中にも郷土愛があるんだなあ（笑）。頑張れ、「伝説の岡山市」！
