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宝泉院と寂光院@大原

 京都三部作最終章。大原では三千院の他に、二つの寺を訪ねた。ひとつは、三千院の参道を奥に入ったところにある「宝泉院」。
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 もともと僧坊として建立された寺らしく、人が暮らすのに適したような造り。
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 こういう、ししおどしのある庭っていいよね。そして、宝泉院ならではというところは・・・

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 広間からみる「額縁の庭園」。柱と柱の間を額縁に見立てて庭を絵画の如く鑑賞するというもの。左側には、樹齢700年と言われる「五葉の松」、右側には竹林が見渡せる。この風景を眺めながら、お茶をいただくっていう趣向。
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 日頃は風流からかけ離れた生活を送っているので(笑)、こういうところでゆったり過ごせるのは本当にイイ!抹茶も、和菓子も大変おいしゅうございました。

 その後、三千院の参道を下り、国道367号線を挟んで反対方向にある「寂光院」へ。平家滅亡の後、建礼門院徳子が終生過ごされたという尼寺だ。案内パンフの地図では結構近くなのかな?と思っていたけど、徒歩だとバス停から15〜20分くらいかかる。帰りのバス時刻を気にしつつ、ようやく到着。石階段を昇っていくと、右手に「孤雲」という茶室が見えてくる。
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 茅葺きの屋根に緑が生い茂っていて、山奥の自然と一体化しているよう。
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 もうしばらく階段を昇り、山門をくぐると本堂へ。
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 「汀の池」から見た本堂。紅葉の季節にはさぞかし美しいんだろうなあ。しかし、このあたりでタイムアップ。帰りのバスへと引き返したのでありました。残念(涙)。

 京都市内中心部の名所旧跡もいいんだけど、人里離れた山間の風情もなかなかいい。大原界隈、大変気に入りました!次回は、近くの温泉に入るのもありかな?なんて欲が出ちゃったくらいね(笑)。