今日で東日本大震災から2ヶ月。月日が過ぎ去るとともに、人々の記憶も徐々に薄れていく。後ろ向きな気持ちを忘れていくのも必要なこと。でも、前向きな支援を継続していくことも大事。祈りから行動へ。
先月末、ふとしたことで見かけたニュース。震災で社屋が全壊した宮城県気仙沼の酒造「男山本店」が、残っていたもろみを使って新酒をつくったというもの。この状況下で日本酒をつくり続ける心意気に素直に感動し、被災地でのものづくりに少しでも協力したいと思ってダメもとで酒造に連絡をとってみた。そうすると、男山本店のウェブサイトに掲載されている商品は通販可能とのこと。少なからずびっくりしたけど、「華心」「男山」「蒼天伝」の3品を注文してみた。
そうすると、何とGW前に丁寧な礼状とともに日本酒が届いた。こういう状況だから別に急いでいたわけではないんだけど、少しでも早くに届けたいという酒造の気持ちがよけいに嬉しかった。たぶん、社員も被災して満足な生活もままならないだろうに。
写真左の「華心」は、気仙沼の廿一地区で契約栽培された宮城県産酒造好適米「蔵の華」を100%使用して仕込まれた、名実ともに気仙沼の酒。少し冷やして飲むと、まさに華やかな香りがして旨い。中央の「男山」はどっしりとした骨太の味。大吟醸「蒼天伝」は最後に飲もうと思ってまだ残してある。「華心」と「男山」の旨さからして、期待大。復興支援に協力するというより、しっかり日本酒の味を楽しませてもらった。
男山本店の連絡先はこちら。興味ある方はウェブで商品チェックして、メールかファックスを!
住所 宮城県気仙沼市魚町二丁目二番十四号
電話 0226-22-3035
FAX 0226-22-3037
E-mail otoko2@aqua.ocn.ne.jp