昨晩、職場の飲み会が終わってから、とぼとぼ一人で歩いてたら、偶然に粋な車を見つけた。シトロエン2CV(フランス語読みでは、ドゥシュヴォ deux chevaux)。
カブト虫の愛称で知られるフォルクスワーゲン・ビートルや、イタリアの国民車フィアット500(イタリア語でチンクェチェント Cinquecento)、イギリスのローバー・miniと並ぶ、長く愛されたヨーロッパの名車だ。
こういう車が街角に停っているだけで、そこだけが異国のよう。おそらく、それぞれの国の文化を車が背負ってるからなんだろうね。幌を下げてオープンにし、2CVの後部座席に籠いっぱいのジャガイモやワインのたっぷり入った樽を積んで、フランスの農道をトコトコ走るみたいな。