先週末に気になっていた映画「アバター」を見に行ってきた。予告編を見たときからずっと気になっていて、是非3Dで見てみたいっていうのもあったし。
これまでの立体映像と違って、目の前に飛び出てくる感じではなく、評判どおり奥行きを感じる。前の方の席に陣取ったので、スクリーンの端を意識することなく、映画の世界に完全に没入できる。
ストーリーは比較的古典的なものなんだけど、惑星パンドラと、そこに生きるナヴィ族を描いたCGがすごい。
まず、ハレルヤ・マウンテンという、空中に浮かぶ山々。まさに浮遊感がある。
そして、まるで生きているかのように画面上で描かれるナヴィ族のヒロイン、ネイティリ。
見つめられると吸い込まれるようだし、
とにかく強くてセクシーだ。
CGキャラにここまで没入できたことなんてこれまでなかった。
アバターのジェイクも徐々に凛々しくなっていき、
どんどん魅力的になってくる。
人間の脳が作りだした架空の世界に、ここまでアート的に共感し、なおかつバーチャルであるとわかっていつつ、その中で違う現実を体験できるというのは、これまでになかった経験。
音楽の世界ではコンピューターミュージックみたいな作りものよりも、やはり実際に演奏するライブ感がないと!と思っていたけど、ここまでディテールにこだわれば、ライブを超えるものを作りだすことも可能なんだなと改めて思った。まだ見ていない人は、是非3Dで体験を!