先月末に京都を発祥地とするラーメンチェーン店「天下一品」の岡山店が大供本町にオープン。ここのラーメン出汁は、鶏と野菜を煮込んでつくる超こってりスープ。博多の濃厚なとんこつ系とも異なる独特の味。開店記念で3日間はラーメンその他が半額で提供されるというので、早速出かけてみた。
まだ昼前だというのに、駐車場に入る車が行列。そして、店に入るのにもまた行列。ラーメン屋にこれだけの行列ができるのは岡山で見たことない。
まあ、並ラーメン325円、ギョーザ140円、ライス75円で提供してくれるんだからね。全部注文しても540円ぽっきり。限定700食って言われると、よけいに行きたくなる。実際、前日には午前11時に開店して、夕方には食材が底をついてたらしいし。
30分ほど待ってたら、ぽつりぽつりと雨が降り出した。もう行列を半分くらい進んでたし、傘は持ってない。困ったな〜と思ってたら、お店の人が行列に並んでいる人たちのために、傘と合羽を貸し出してる。ちょっと寒くもなってきたから、暖かいお茶もふるまわれた。
雨脚はだんだん強くなるんだけど、お店のスタッフは濡れながらも明るい笑顔で、お店を出ていくお客さんに「おおきに！またのお越しを！」って頭を下げてる。傘のないお客さんには、駐車場まで傘を持ってついてきてくれる。全国チェーンの有名店っていう驕りみたいなものは全くなく、頭の下がるサービス。
行列を待っている間にすでに注文をとってくれてたので、ようやく店内に入って席についたら、すぐにラーメン・餃子・ライスが出てきた！これも凄い！
こういうこってり系のラーメンを食べるといつも思うんだけど、ライスを食べると逆にあっさりしていてほっとする（笑）。でも、お腹にがつんとくるこってりスープ。これは病みつきになるね。
味も味だけど、お客さんへのサービスもまさに天下一品の名にふさわしいもの。今度はちゃんと正規価格で行こうかな。
