郡山から帰ってきた日曜日の午後、岡山フィルの演奏会へ。演目はベートーベンの「エグモント序曲」と交響曲第9番二短調(合唱付き)、いわゆる第九です。岡山でクラシックのコンサートを聴く機会はめったにないので、結構新鮮でした。
指揮者は秋山和慶さんという方で、東京交響楽団の音楽監督・常任指揮者を40年間務められ、世界各地で客演をしているそう。「のだめカンタービレ」の千秋さま〜を見て、指揮者って結構おもしろそう!って思ってたから、今回岡山フィルの演奏もさることながら、秋山さんの指揮をずっと見てました。
こういう有名な指揮者になると、何度もリハーサルをする機会などなくて、オケとは前日と本番の二日間だけのおつきあいらしい。ただ、「のだめ」のシュトレーゼマンみたいに、やはりこの人がタクトを振るだけで、オケが鳴ってくる。特に第九の第四楽章になると、合唱隊も加わって、オケがノッてくる感じ。皆が演奏するのを楽しんでる感じが伝わってくるし、これだけの人数の演奏者を適切な方向へ導く指揮者ってすごい!
傍で見るほど楽じゃないだろうけど、指揮者ってすんごい満足感があるんだろうなって、ちょっと羨ましくなりましたね。