ジャズのアルバムは,だいたいCDで買うんだけど,これは1曲だけ欲しいなと思ったときには,最近はiTunes Music Store (ITMS)でダウンロード購入します.結構雑多な選曲になりがちで,この前紹介したのはエレファントカシマシの「翳りゆく部屋」でしたよね.
ジャズフェスティバルなんかやっていながら,割合流行ものを聴いてるわけで,最近のヘビーローテーションは,EXILEの「銀河鉄道999」,キリンビール「麒麟ZERO」のCMに使われてます.最初聴いたときは,このゴダイゴの名曲を誰がカバーしてるんだろう?って思ったけど,画面下のクレジットを見て,ん?ん?EXILE??か〜なり,びっくりしました.
まあ,僕がEXILEのことを書くのもびっくりだろうけど(笑),ITMSだから恥ずかしげもなくダウンロードできるんですよね.TSUTAYAやTOWER RECORDに行って,こんなオッサンがEXILEのCDをレジに持って行ったら,絶対店員から白い目で見られますよね〜(笑).リードボーカルのATSUSHIみたいに,サングラスかけて,丸刈り,おまけに剃り込み入りだったらいいかもしれないけどね.
それはさておき,EXILEの意味って知ってますか?たぶん知らないであろうご年配の方に(笑),ウンチクをお教えしましょう.「亡命者」という意味だそうです.これ,若い人との飲み会のネタにでも使ってください!(ネタ1)
で,この曲は「EXILE CATCHY BEST」っていう最近のベスト盤に入ってて,シングル発売はされてないんですよね(ネタ2).
ゴダイゴの原曲では,イントロが特徴的で,コード譜で書くとベースはBのペダル(ずっと同じ音,ドレミで言えばシの音)で,その上にB,A,G#m,F#mというコードが乗っかります.EXILEバージョンでは,このイントロはあっさりとなくなっていて,AM7,G#m7♭5,C#m7,Bm7, E7という4度進行の循環コードになっています.これが,ちょっとアダルトコンテンポラリー的な,大人な雰囲気を醸し出してるんです(ネタ3),
そして,途中でラップが入って今風な感じになるんですが,このラップをやってるのがm-floのVERBAL(ネタ4),これ,外人じゃないですからね(笑).m-floって2005年の紅白歌合戦にも出場してますからー.
さて,最後のネタは,やっぱり劇場版「銀河鉄道999」です!
映画ラスト,メーテルと鉄郎の別れの場面(これは名シーンとして語り継がれている),「そして少年は大人になる...」というナレーションとともに,ゴダイゴの曲がバーンと流れたんだよなあ(ネタ5)と,ここまでウンチクを語れば,きっと若い子にうとましがられますから,ほどほどにしておきましょう!!(笑)