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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

Good bye! Abarth 595 competizione

 1月初っ端のピアノトリオライブと鳥越さんとのDUOライブ後、色々なことがあって(^^)。なかなかこの場に書けないことも多かったんだけど(笑)、総じていい流れになってきてるかな〜(^^)。そんな中、3年間苦楽を共に過ごした愛車との別れがやってきた・・・
 以前、こちらに書いたように、
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 見た目はチョロQ、でもフツーじゃない走りをしてくれる Abarth 595 competizione。最初は乗りこなすのに苦労し、尋常じゃないタイヤとサスペンションの硬さに悲鳴を上げ(笑)、お前は暴走族か!というようなマフラーの排気音で恥ずかしい思いをし・・・でも、手がかかるほど愛おしくなるという、まさにマゾヒスティックなサソリの毒がすっかり身体にまわってしまった。
 しかし、こういう逆境の中でこそ、人は学ぶのデス(笑)。まず、この車に乗って正しいドライビングポジションをとることができるようになった。以前はどちらかというとシートを若干寝かせ気味だったんだけど、これではアクセルをグッと踏んだ時の強烈な加速に、頚を支える筋肉が悲鳴を上げる。何度も発進と停車を繰り返していると頚椎捻挫(むちうち)みたいな症状に。だから、ハンドルを握って軽く肘が曲がる程度にシートバックを起こし、セミバケットシートにきちんと腰を下ろすと、ピタッとはまった感じになる。これならワインディング・ロードの横GもOK。
 次に、健康の大事さに気づくことができた。つまり、身体の調子がよくないと乗れないってこと(笑)。長時間の手術やコンピューターの画面をずっと見続けているようなデスクワークで疲労が蓄積していると、重いハンドルを操作できないし、固いサスペンションに耐えられない。つまり、ハードな車に負けないような筋力を維持し、夜には身体をしっかり休ませる。もう、こうなってくると何のために車に乗ってるの?ってことになるんだけど(笑)。ほとんど修行かよ!って感じで。
 で、結局暴れ馬を何とか乗りこなしたぞっていう自分なりの満足感はあり(^^)。名残惜しいけど、次の車も同型のマイナーチェンジ版にしちゃったから、ジュリエッタを手放した時ほど寂しくはないかな。やっぱり、サソリの毒からなかなか逃れられないなあ〜
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