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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

JAZZ UNDER THE SKY Vol.6 レポ♪

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 音楽イベント目白押しの中、もう一週間経っちゃったんだよね。早く書かないと〜(^^)。第16回おかやまJAZZフェスティバル、JAZZ UNDER THE SKY Vol.6のレポを♪
 今年のテーマは「秋の夕、ジャズに酔いしれる」。で、何故こうなったかというと、やはりケイコ・リー。JAZZ UNDER THE SKYを企画するにあたっては、いわゆるジャズ・ミュージシャンに、少し毛色の違う人を加えるっていうコンセプトで、宇崎竜童・つのだ☆ひろ押尾コータロー佐藤竹善などを4連続でメインキャストに迎えてきた。でも、今回は日本の女性ジャズボーカルでは屈指の存在:ケイコ・リーをメインに!と考えてオファーしたところ、何と快諾(^^)。で、彼女とコラボしてもらうなら、やはりTOKUに・・それから、全く異なるタイプの女性ボーカルということでSHANTI・・ということで今回のキャスティングが決定したわけ。我々OJF(岡山ジャズフェスティバル実行委員会)にとっても、第3回OJFシンフォニーホールコンサートにケイコ・リーを迎えて以来13年ぶり。僕自身、ワクワクしながら当日を待っていた。
 午前8時からOJFスタッフは下石井公園に集合。心配された雨も何とか大丈夫みたいで、徐々にステージ上でセッティング。お昼前からミュージシャンが続々と来岡し、いつもの如く僕は岡山駅までお迎えに。そして、とうとうケイコ・リー一行が到着!かなり緊張してたけど、ケイコ・リー本人によろしくってニッコリ微笑みながら握手してもらえた(^^)。うわー、すごくいい人だ〜!と、テンションが上がる!そして、リハーサル開始。
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 まずはTOKUバンド。フロントのTOKUは言うまでもないけど、バンドメンバーが凄い。秋田さんのピアノは繊細だし、JINOさん&菅野さんのリズム隊は日本人ばなれしたグルーブ感。舞台袖で演奏を聴いているだけで、あ〜幸せって感じ(^^)。そして、その次は・・
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 ケイコ・リー登場!今回はフィリップ・ウーとのDUOってことで、彼にピアノ伴奏してもらいながら唄うのかな?と思ってたらそうではなく、ケイコ・リーがピアノの弾き語りで、フィリップがブルースハープ&キーボードで色付けをするという、見たこと無いようなスタイル。そして、彼女の歌声が響き渡った瞬間、もう完全に打ちのめされた。声の迫力がハンパない!ケイコ・リーと言えば低音が魅力だけど、声の倍音が凄い!やっぱりCDとかの音源で聴くのと、目の前で歌われるのとでは違う。これこそがライブの醍醐味だよね。
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 その後はSHANTIも加わって、セッションリハ。ケイコ・リーの仕切りで、皆がまとまっていく。本番に向けて期待値マックス!午後3時半の開場に向けて既に行列ができている中、リハーサルはギリギリまで続く。皆、どんな音楽にも対応できる最高のミュージシャンばかりなのに、いい加減には済まさず、演奏に対するこだわりがあるんだよね。プロフェッショナルっていうのはこういう人達のことを言うんだよな・・って毎回思う。インカムで連絡をとりつつ、リハ終了と同時に無事開場。特にトラブルなくお客様にご入場いただき、ほっと胸をなでおろす。その後も、バックステージを走り回っており、後方のジャズフェスバーには殆ど行けず。なので、ドリンクやフードの情報は今回レポできず、申し訳ないデス。
 午後5時、定刻どおりにSHANTIのステージが始まる。事前にあまり案内しなかったけど、SHANTIは元ゴダイゴのドラマー:トミー・シュナイダーの娘さん。どんな人なのかなあ?と思ってお迎えに行ったんだけど、すごくフレンドリーでチャーミング。ひと目見ただけで魅了されちゃった(^^)。で、どちらかというとカワイイ感じだなと思っていたところ・・・
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(ここからのアップ写真はOJFボランティア大林くん撮影デス)
 ステージ上では、目を見張るほど美しい姿に!これにはノックアウトされました〜。そして、透き通るような歌声。
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 ピアノの秋田さんとドラムの菅野さんはTOKUバンドと共通。ベースは、山本 連くんで、長身のイケメン(^^)。もちろん演奏も素晴らしい!(ちなみに、彼は、昨年のOJFオリジナルTシャツを購入し、翌日にはそれを着て帰りました(^^))
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 客席は満員となり、会場はだんだんと盛り上がってきて・・・
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 TOKU登場!で、この姿、ちょっと??って感じじゃないですか?そう、TOKUがギターを弾いてるんデス。まあ、このレベルのミュージシャンになると、何でもできるんだよね。ギターを抱えてる姿も絵になるなあ。そして、改めてバンドメンバーのスナップを。
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 ピアノの秋田さん。格好いいなあ〜。個人的に好きなタイプのピアニスト(^^)。
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 ベースのJINOさん。ハイ、ご存知かもしれないけど、巨匠:日野皓正の息子さん。ニューヨーク暮らしも長く、周りのミュージシャンも、「JINOさんはもうアメリカの人だから!」っていうほど外国人オーラが漂っている。リハの間も、TOKUとJINOさんは英語で会話しているし。とにかく、サウンドが格好いい!
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 ドラムス:菅野さん。JINOさんとのコンビはバッチリ。シンプルなリズムを刻んでいても、グルーブが違うんだよね。
 今回のTOKUバンドは、新作アルバム「Shake」からのナンバーを沢山演奏してくれた。僕はハービー・ハンコックの「I thought it was you」と、ドナルド・フェイゲンの「Maxine」のカバーが大好きで、それを間近で聴けて大満足(^^)。そして・・・
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 お待ちかね、ケイコ・リーが登場。これまで彼女のMCって殆ど聞いたことがなかったけど、岡山の聴衆に向かって優しく語りかけてくれた。知られざる彼女の一面が垣間見えて、何かジーンとくる。
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 ケイコ・リーの弾き語りに寄り添うように演奏していたフィリップ・ウー。いい味出してたなあ。ちなみに、彼のリクエストにより、手前のキーボードは僕のNordであります(笑)。
 過去5回のJAZZ UNDER THE SKYと異なり、しっとりと聴かせるスタイル。あー、こういうのもいいなあ。染み入るようなケイコ・リーの歌声。何か、わーっと盛り上がるのもいいけど、まさに「ジャズに酔いしれる」感じ。そう、コンセプトどおり!
 で、ステージ上から二人の姿が一旦消えた後、客席からはアンコールの拍手が巻き起こる。そこに現れたのは・・
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 ケイコ・リーTOKU・SHANTIが加わった!しばらくこの3人でコラボした後、だんだんとバックメンバーがステージ上に現れて・・
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 全てのミュージシャンが揃い、セッションの「Feel Like Makin' Love」が始まった。これまでしっとりと聴いていた聴衆が、一斉にオールスタンディング状態に!
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 一気に会場はヒートアップし、ミュージシャン達も笑顔で演奏を繰り広げる。特に、フロントの3人は、ステージ上で互いに写真を撮りあったりして(^^)。
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 とにかく、楽しそう!そして、ケイコ・リーに至ってはステージから動画も撮影。会場側にスマホを向けたら、客席の皆さんは手を降って応えてるという、本当に幸せな瞬間!(下の動画はケイコ・リー撮影で、彼女のフェイスブックに掲載されてます。転載させてもらいました(^^)。会場の雰囲気を味わってください!)

 というわけで、演奏は無事終了(^^)。
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 ミュージシャンが勢揃いして、客席からの声援に応えてた。この光景、ステージ脇から見てたけど、僕も本当に嬉しかった!
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 バックステージにて。本当に、素晴らしい演奏をありがとう!!
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 イベントを支えてくれたOJFスタッフ集合。一日出ずっぱりで疲れてはいるけど、皆、いい笑顔(^^)。彼らのサポートがなければ、イベントは成り立たない。本当にありがとう!
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 それから、イベント企画した役得ということで(笑)、ケイコ・リーとの2ショット(^^)。皆、これくらいは許してくれるよね〜。彼女は少しシャイで、とっても素敵な女性でした。
 あと、OJFへということで、参加ミュージシャンからサインをいただいた。
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 サイン色紙に添えられている折り紙によるマスコットは、フィリップ・ウーが作ってくれたもの。こういう気遣いも嬉しいね。
 以上、JAZZ UNDER THE SKY Vol.6レポはお終い。ご来場いただいた皆様、本当にありがとうございました!これからも、他ではみられないようなクオリティの高いイベント・ライブをプロデュースしていきます。OJFへのご声援をよろしくお願いします(^^)。