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奥能登一人旅♪

 先週は出張にて金沢へ。前回訪れたのは4年前、この時は雪景色だったけど、今回は北陸と言えども酷暑が予想された。
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 まず、新大阪で新幹線からサンダーバードに乗り換え。いつもながら、在来線特急に乗るのは好き(^^)。金沢駅に着いて、まずは腹ごしらえ。
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 駅構内にある「魚菜屋」っていうお店。この表記で「さかなや」と読むらしい。能登の海産物を直送していて、まずはお約束の海鮮丼を!メニュー的には「漁師の荒磯丼」というもので、大振りの切り身が鉢からはみ出るように載ってて、マイウ〜(^^)。しっかり腹ごしらえをした後、北に向かって車を走らせる。どうして能登半島方面に行ってみようと思ったかというと、2015年に公開された映画「さいはてにて」のモデルとなったカフェが気になったから。
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 映画の舞台は、能登半島の一番北端にある珈琲店。チラシの下半分にある風景を見てみたかったというわけ。というわけで、自動車専用道路「のと里山海道」をドライブ。ナビでは所要時間2時間半と表示されるも、どうしても立ち寄りたかったのがこちら。
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 千里浜なぎさドライブウェイ!全国でただ一箇所、車で砂浜を走ることができる場所なのです(^^)。ただ、四駆の車じゃないとダメとかではなく、普通の公道で、ちゃんと速度制限の標識も立ってる。でもね、海べりをこうやってドライブできるのってすごく気持ちイイ!道路脇に少し車を停めると・・
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 海鳥の一群にも出会えたりする(^^)。サイドウインドウを降ろしてしばらく見てると・・
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 迷惑がられたのか、一斉に羽ばたいていったりして(^^)。何か、こういう風景ってあんまり見られないから本当に心が和む〜
 しかし、もたもたしているとカフェが閉店してしまうので、先を急ぐ。そして二時間後に何とか能登半島の北端にまで辿り着いた。
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 これは木ノ浦ビュースポットから見た風景。海岸線が複雑に入り組んでいて、2時間ドラマで犯人が追い詰められる場所的な感じ(笑)。確かに、この断崖絶壁から先は日本海だもんなあ。で、少々道に迷いながら、ようやく目的地のカフェ「二三味珈琲海の家」を発見!
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 そうそう、この風景!映画のセットとして使われた「ヨダカ珈琲」の看板がかかっている船小屋が静かな入江に佇んでいる。さて、ここで美味しい珈琲をいただこうかな!と思ってたけど、どうも人の出入りする様子がない・・
 え?今日は定休日じゃなかったはず?と思いつつ、店先をウロウロしていると、「連休中に営業したので、今日は臨時でお休みします」という張り紙が。ガーン!本当に、能登半島の「さいはて」までやってきたのに〜と、いささかショックを受けつつ、いいお天気でイメージどおりの風景には出会えたので計画変更。この勢いで海岸沿いを西に向かってドライブしてみることにした。
 「奥能登絶景海道」と言われるだけあって、海岸線と海とのコントラストが美しい。
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 ところどころにビュースポットがあり、こちらは「ゴジラ岩」の近く。溶岩がそのまま固まったかのようなゴツゴツした岩が海岸に突き出ている。その中で、ゴジラに似ているものを「ゴジラ岩」と言うらしいんだけど、いまいちそれっぽくは見えなかった(笑)。
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 曽々木海岸の「窓岩」。文字通り、岩の真ん中に穴が開いていて、窓のよう。で、もう少し輪島方面へ行くと・・
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 世界農業遺産にも認定されている有名な「白米千枚田」。棚田好きの僕としては、テンション上がる!棚田って、山間の限られた土地に作られているイメージがあるけど、海に面した斜面に小さな田んぼがいくつも連なっているのは珍しい。そして、棚田に実るグリーンの稲と日本海のブルーとのコントラストが素晴らしい!カフェで休憩しなかった分、怪我の功名的な感じで様々な絶景が見られてラッキー(^^)。そして、日暮れ前に、今宵の宿へと急いだのでありました〜