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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

諏訪四社まいり

 何とか雪深い白樺湖から脱出したものの、小雨降る生憎の天気。雪道での運転に少々疲れたのもあって、このままホテルに直行して休んでもいいかなとも思ったけど、いやいや折角長野まで来たんだから!と元気を出して、諏訪大社巡りをすることに。「巡り」と書いたのは、諏訪大社は一つだけではなく、諏訪湖周辺に4箇所のお宮(上社前宮、上社本宮、下社春宮、下社秋宮)があるため。古事記にも記載があるくらい、日本で最も古い神社のひとつ。まずは、茅野市宮川にある上社前宮(かみしゃまえみや)から。
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 一見すると、どこにでもありそうな神社みたいなんだけど、参道を昇っていくと・・
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 背後にある山へ続くなだらかな斜面の中に、忽然と社殿が現れる。上社前宮は諏訪信仰発祥の地とされ、全ての祭祀が執り行われていたとのこと。確かに、パワースポット感がすごくあるところだ。
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 社殿の背後に廻ると上諏訪地域を臨むことができ、古くは政治の中心であったのも納得できる。そして、何より印象的なのは写真中央に見える1本の大木。神社の周囲四隅に建てられており、「御柱(おんばしら)」と呼ばれる。7年に一度、長さ約17m、直径1m、重さ約10トンというモミの巨木を山から里へと曳き出してきて、神社の境内に立てる「御柱祭」は有名だ(直近では昨年終了、次回は平成34年)。この御柱を実際に間近でみると圧倒的な迫力で、何ていうかすごく引き込まれるものがある。上社前宮で最初の1本を見たとき、すっかり御柱に魅せられてしまった。
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 何故、こんな巨木を建てる必要があったのか?何を目的にして?もちろん、誰も答えられないんだけど、思わずこの柱に対して祈りたくなるっていうか・・トーテムポール的なアニミズム信仰がベースにあるような気がする。神社だけなら他の地域でも見られるかもしれないけど、この御柱が四隅に建っていることで、ここだけは別な世界(結界)に属しているよう。で、この後は「諏訪四社まいり」ならぬ「御柱めぐり」とあいなった(^^)。
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 次は諏訪市中洲宮山にある、上社本宮(うえしゃほんみや)。こちらは門前横丁みたいなものもあって、いわゆる大きな神社だ。鳥居を抜けると・・・
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 ハイ、左側に御柱(一之柱)が!
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 そして、入り口御門近くにも御柱(二之柱)。ここから回廊を歩いていくと、
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 立派な拝殿へ辿り着く。背後の山中にもう2本の御柱が建てられている。この後は、下諏訪地域まで移動。
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 3番目は、諏訪郡下諏訪町にある下社春宮(しもしゃはるみや)。
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 上社本宮は比較的質実剛健な作りだったけど、こちらの社殿には見事な彫刻が施されている。大隈流宮大工の手による豪華な造形。
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 もちろん、拝殿の両サイドには御柱が建てられている。壮麗な社殿と荒削りな御柱のミスマッチ感がいい(^^)。で、春宮を抜けて少し川沿いに歩いていくと・・・
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 「万治の石仏」というユーモラスな石仏がある。(石仏の伝説やお参り方法など、下諏訪観光協会の案内はコチラ
 岡本太郎が絶賛したことで有名になったらしく、自然石を彫り込んだ胴体に、イースター島のモアイ像みたいな頭部がチョコンと載っているというもの。確かに愛嬌のある風貌(^^)。お参りの仕方も書いてあったので、それに従い願い事をしたんだけど、後で調べてみると下諏訪観光協会と下諏訪商工会議所が提唱しているものらしく、諏訪大社ほどおかげのあるものではないよう(笑)。
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 さて、だんだんと夕暮れが近づいてくる中、四社まいりの最後、下社秋宮(しもしゃあきみや)へ。
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 下社春宮とほぼ同じ図面で造られているけど、立川流宮大工の手によるもので、社殿彫刻の出来栄えを春宮と秋宮で競ったそうな。
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 最後にお約束の御柱(^^)。古い社殿の脇に、真新しい巨木がそびえ立つ光景は何度見ても飽きない。
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 小雨が降り続く中、御柱に魅せられて四社全てをお参りしたんだけど、これも神様のお導きかなあ。何かいいことあればいいんだけど(^^)。