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tetsuyaota.net

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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

ちゅうぎんまえジャズナイト2016レポ♪

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 先週末の「ちゅうぎんまえジャズナイト2016」を記憶の薄れないうちに僕の視点からレポ(^^)。
 今回のミュージシャンブッキングに関しては前々回のブログで書いたけど、実のところ少々不安もあった。というのも、サンフランシスコからやって来る二人にちゃんと会えるのか?もちろん、初対面だしコミュニケーションはとれるのか?とか・・
 ピアニストのピーター・ホバースからは、イベント前日の9月30日午後7時10分に岡山空港へ着くからねというメールがあり、不安に感じつつもお迎えに。そしたら、到着が定刻より30分ほど遅れるとのアナウンスが。う〜ん、大丈夫かなあ?と思いつつ待ってると、飛行機の轟音が鳴り響いて無事に機体は着陸。そして、ゲートから乗客がぞろぞろ出てきた。しかし・・なかなかお目当ての二人を見つけられない・・・
 そもそも、サンフランシスコ〜成田〜羽田〜岡山と乗り継いでやって来る強行軍。どこかでトラブったらアウトだものね。不安な面持ちで乗客の一団を探してると、とうとう二人を見つけた!恐る恐る、ミスター・ホバースですか?って尋ねてみたら(一応英語で(笑))、「Oh! オータさん、ナイス・トゥ・ミート・ユー」ってな感じで握手〜。隣には大男のベーシスト:ジェフ・チェンバースがいて、こちらにも挨拶。二人ともすごく気さくな人で、幾分ホッとしつつ今宵宿泊するホテルへと送っていった。
 その後、ちょっとしたトラブルはあるも何とか乗り切り、再度職場に戻って仕事を済ませたら午後10時を過ぎてた。まだ小雨が降っていたけど、翌朝には止み、午前9時半から会場の準備を開始。しかし・・・
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 いつものOJF幟がピロティの柱に立てかけられていることからもおわかりのように、ポツリポツリと雨が・・(涙)。
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 秋晴れだった去年とは異なり、テントの屋根には水がたまり、機材にはブルーシートがかけられている悲しい状況。皆で、スマホのリアルタイム天気予報を睨みつつ、きっと雨は止む!と祈るような気持ちで待つことしばし。
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 雨雲が徐々に西へ移動し、昼過ぎには完全に雨脚が途絶えた。よっしゃー!晴れ男の面目躍如、とばかりにテンションが上がり、再度ピーター達を迎えにホテルへ。既にドラマーの藤井さんは会場入りしており、入念にドラムをチューニングしてた。その後、ピーター&ジェフを藤井さんに紹介。すぐに、リハーサルをやろうってことになり・・・
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 いきなり、ピーターのオリジナルでかなり難解な曲を演奏し始めた!様々な指示を出して的確にサウンドをコントロールするピーター、さっきまで陽気だったジェフは人が変わったように真剣な面持ちで音を探っていく。そして、藤井さんは初対面にも関わらず見事に二人に合わせていき、見る見るうちにサウンドが出来上がっていく。あ〜このリハは凄い!もう、これを聴いただけでノックアウト状態(^^)。
 そうこうするうちに、ピアニストの福井ともみさんが到着。
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 実は、セッションをお願いしたいんですけど・・・とお二人に伝えると、イイよ!何やるかな?とピーターが福井さんに話しかけ、スタンダード曲よりはコレかも?ってことで、ハービー・ハンコックのカンタロープ・アイランドに決定。それで、セッションのリハーサルをするのかな?と思ってたら、OK、じゃあな!と底抜けの笑顔でステージを去っていった。これには、通訳をお願いしてたNさんと思わず顔を見合わせ、本当に事前の決め事をするのが嫌いなんだね〜ジャズな二人!と笑いあった(^^)。
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 福井ともみトリオのリハも順調に終わり、その頃には・・・
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 昨年同様、会場前には長蛇の列ができてた。開演2時間も前から並ばれている方もおられ、本当に有り難いかぎり。そのため、17時30分開場時には、せめてウェルカム・ミュージックをと思い、ジャズのスタンダード曲をピアノで演奏させてもらった。
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 日が暮れるとともに、会場は満杯。そして、いよいよ18時30分に開演し、福井ともみトリオが登場!
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 最新作のアルバム「NEW DAWN HAS COME」からのナンバーを中心に演奏。馴染みのある曲を福井さんなりの解釈でアレンジし、また違ったものに仕上がっている。PAのバランスもバッチリで、会場はどんどん盛り上がる。
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 今回、新たに試みた映像配信も、ガーデン席のお客様には大好評。ステージから漏れ聞こえる音に耳を傾けつつ、食い入るように映像を見つめる観客が多数。実際にステージを見るより、ミュージシャンの表情や指先などをビデオカメラのアップ画像で楽しめるため、これはこれで重宝するなと思った。そして、お次は、ピーター・ホバース・トリオの登場!
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 当初はピアノ&ベースのデュオで計画していたから、最初は二人だけで演奏するのかな?と思いきや、「マナブを呼んでくれ!」と、いきなりピーターがコール。それで、最初からトリオ編成でスタート!で、全くの手加減なし(笑)。「流れに従って演奏したいんだ。ちゃんとコントロールするから任せてくれよ!」との言葉どおり、ジャズど真ん中の即興演奏を主体としたスタイル。お客様も完全に圧倒されてるようで、皆真剣に聞き入っていた。ピーターに負けず劣らず、ジェフも長尺のベースソロを披露。二人とも、演奏にのめり込んでる!
 ただ、進行役の僕としては時間が気になるところ。約束の時刻を過ぎても、まだ演奏が終わらない。ヤバイ!そこで、ステージ背後から忍びより、「ピーター!エイト・サーティー!(8時30分)」と囁いた。すると、「わかってるよ」とばかりにニヤリとし、ラストの曲へ。若干時間超過したものの、何とかセッションへとこぎ着けた。
 司会の早田さんが会場を盛り上げる中、急いでキーボードとベースアンプをステージに上げ、セッションスタート!
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 福井さんはキーボード、山本さんはエレクトリック・ベースで参加し、大盛り上がりで、無事に演奏終了!ちょっとヒヤヒヤしたけど、よかった〜
 終演後に、ピーターとジェフに写真撮影を頼んだところ、ピーターに誘われて福井ともみトリオのメンバーも集結。
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 そのために僕がミュージシャンに囲まれて真ん中にいるという、少々気恥ずかしいスナップショットになってしまったけど(笑)、いい思い出になりました。ありがとう〜
 そして、日米ピアノトリオの競演、本当にプロフェッショナルの演奏だった。観客の皆様にも、本物のジャズを味わってもらえたと思う。OJF15周年、第15回目の「ちゅうぎんまえジャズナイト」に相応しい素晴らしいステージを作り上げてくれた、ピーター&ジェフ、藤井学さん、福井ともみさん、山本優一郎さん、本当にありがとうございました!