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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

映像配信プロジェクト  

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 僕を含むオッサン3人がアホなことして喜んでいる写真ではありませぬ(笑)。これは、今週末開催のOJF15「ちゅうぎんまえジャズナイト」での新たな試み、映像配信プロジェクト実証実験の一コマ。OJFオリジナルTシャツデザイン画を人間に投影して、今流行りのプロジェクションマッピングみたいかも〜?って確かにおちゃらけてるんだけど(^^)。まあ、これは冗談として、今から遡ること14年、初期OJFでは当時普及し始めたばかりのNTT・FOMA回線(3G)を使用して、何とリアルタイム・ストリーミング放送をやってのけた歴史があるのです!今は、各携帯電話会社が高速インターネット回線を提供し、スマホで動画を気軽に見られる時代。これを、OJFとしてもう一度取り組んでみてはどうか?と考えたわけ。
 そのきっかけとなったのは、「ちゅうぎんまえジャズナイト」への来場者が年々増加し、スタンディング状態でもステージが見づらくなってきたこと。ステージをもっと高くすれば後方のお客様にも見やすくはなるけど、逆に前方の椅子席からは見上げるような形になり、ステージと客席との一体感が失われてしまう。元々、普段馴染みのある街角に、一夜限りのライブ空間を作り上げるというのが「ちゅうぎんまえジャズナイト」のコンセプトなので、できるだけ現状の雰囲気を保ちながら多くの観客に楽しんでいただける方法はないものか?とOJF内で検討したところ、映像配信を行ったらどうか?との提案がなされた。毎回記録用に撮影している映像を、広場側でスクリーンに投影して椅子席以外のお客様に見てもらうというもの。
 ただ、それにも予算という壁が立ちはだかり・・(涙)。でも、そこで簡単に引き下がらないのがOJFメンバー。以前にリアルタイム・ストリーミング放送を行ったボランティアスタッフが自前の機材を持ち寄り、大型ディスプレイは格安でレンタルし、スクリーンは自作して、何とか事務所として入居しているビル内で実証実験にこぎ着けた。そういうわけで、上の写真、まさにその自作スクリーンの前で嬉しがっているわけ(^^)。
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 ビル内での実験なので、映写機とスクリーンとの距離が長くとれず、比較的小さめの投影像にはなってるけど、昨年出演してもらった「T.F.T trio」の演奏風景がはっきりと映し出されているでしょ?手前左側には液晶ディスプレイに同じ画像が。しか〜し、勘のいい方にはわかるかなあ?それぞれの映像が左右反対になっているのが。そうなんです!自作スクリーンに投影されているのはミラーイメージの映像。すなわち、スクリーンの反対側から見ると、ちゃんと左右の揃った映像になるんです!これは、スクリーン背後から映写して、広場手前にいる観客の皆様に見てもらうための工夫。
 で、ここまでやるんだったら、会場ばかりでなくインターネットで配信できたらいいのにね・・って僕が軽口を叩いたら、このシステムを構築してくれたスタッフKさんが軽く微笑みながら「ああ、それならやってみましょうか」と。ちょうど、キムタク主演のHEROに出てくるバーのマスターみたいな感じで(^^)。というわけで、残念ながら会場に来ることができない方には、ライブ映像をインターネットで配信しちゃいます!

おかやまジャスフェスティバル 公式ライブ配信
 直接YouTubeで試聴したい方は、一行上のリンクをクリックするか、以下のOJF公式ウェブサイトからアクセスしてくださいね。ヨロシコ!

ojf.gr.jp