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インディアントマト焼きそば@備中高梁「五万石」  

 この2ヶ月間、何とフードネタを書いていなかった〜。それだけ色々なことに追い詰められてんだよなあ(笑)。その中で、コレは!と思うものをご紹介。
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 1ヶ月前まで、高梁成羽美術館で「ルオー展」が開催されてたんだけど、そのついでにご当地グルメを堪能してきた。お目当てのお店はコチラ。
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 高梁の旧市街地にあるお好み焼き屋さん「五万石」。岡山のB級グルメというと、日生のカキオコ津山のホルモンうどん蒜山焼きそばなどが有名だけど、高梁には「インディアントマト焼きそば」なるものがあるそうな。ウェブサイトによると・・

昭和50年代、高梁周辺の学校給食にインディアン焼きそばが出ており子供たちに大人気でした。「インディアン」とはカレー風味ということで、これに高梁名産のトマトを加えることにしました。

 ということなんだけど、何故カレー風味がインディアンなのか?そして、どうして焼きそばにわざわざトマトを入れなければいけなかったのか?そういう誰もが抱く素朴な疑問には何一つ答えていない(笑)。要は、トマト入りのカレー風味焼きそばが、高梁市民にとっては給食にも出てくるソウルフードだったってこと。
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 (一般的にはこんな感じらしい)
 でもね〜、イタリアンのトマトソースパスタにしても、そのままのトマトは入ってないし。若干の興味はあったけど、あまり食べたいなとは思ってなかった。しかし、その後少し調べてみると、「五万石」のインディアントマト焼きそばは、何やらテイストが異なるよう。ならば、いざ食べてみよう!と思ったわけ。
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 ハイ、彦摩呂さんもU字工事さんも来訪したわけね(^^)。店内には地元の若者が割と沢山いて、評判のよい店なんだなという印象。
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 大きな鉄板で、沢山のお好み焼きを手際よくつくっていくご主人。こういう昔ながらのお好み焼き屋さんって、最近は減ったよね〜。地元の人たちは皆普通のお好み焼きを食べていたんだけど、そこは敢えてご当地メニューにあった「ゆずこんにゃくたこ焼き」と「インディアントマト焼きそば」をオーダー。
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 このたこ焼きは、正確に言うと「たこ焼き」じゃない。というのも、蛸が入ってないから(笑)。具材は、ピリ辛のこんにゃく、牛すじ、キャベツ。これを、ゆず果汁の入ったタレにつけていただくというもの。実食すると、マイウ〜!サッパリとした食感で、酒の肴としてもイケる味。そして、お待ちかねの「インディアントマト焼きそば」が到着〜
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 カレー風味のピリ辛焼きそばの上に、ふわっとした卵焼きを載せ、その上から特製トマトソースをかけているというもの。いわゆるオムそばでもなく、「五万石」オリジナルの一品。しっかりと炒められて、ほどよく水分の抜けた野菜と豚肉に、カレー風味のピリ辛ソースが絡んだ焼きそばは、これだけでかなり旨い。そして、卵の上にかかったトマトソースを少し崩して、焼きそばとともに食べてみる。
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 トマトソースの酸味と、ピリ辛カレー風味の焼きそばが絶妙に合う!これまでにあまり食べたことないような風味だけど、美味しい〜。そして、合間に「ゆずこんにゃくたこ焼き」をつまむと、柚子の酸味で口の中がリセットされる。で、また焼きそばに戻る&トマトソースと一緒に味わう・・といったサイクルで、あっという間に完食!
 高梁成羽美術館って結構いい展覧会やってるから、ドライブがてらに高梁近辺でランチを考えるのなら、この「五万石」はオススメ。興味があれば「インディアントマト焼きそば」を。他メニューのお好み焼き・モダン焼きなども美味しそうだったしね!