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新横浜ラーメン博物館にて

 先週後半は横浜へ。お昼過ぎに新横浜駅を降りた後、小腹が空いていたのに気づく。このまま、みなとみらい方面へ向かうか、それとも、新横浜で何か食べるか・・・と「孤独のグルメ」ふうに悩んだ結果、久々にラーメン博物館(以後、ラー博)へ行ってみようと思い立つ。何だ、結局ラーメンかよ!って突っ込まれそうだけど(笑)。
 しばし歩いてラー博へ到着。しかし、前に来たときとは雰囲気が違うぞ?
 というのも、大型バスが横付けにされていて、中から中国人と思しき観光客が次から次へと降りてくる。本場の中華料理を毎日食べてる人たちが、何も日本へ来てラーメン食べなくても・・と思ったけど、今では海外旅行者の観光名所と化しているよう。団体客の先を越すべく急いでチケットを買って、中へ入ると・・
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 ハイ、「ALLWAYS 3丁目の夕日」的な昭和の香り漂う風景が。この郷愁を誘う雰囲気がラーメン屋とは合うんだよねぇ。折角ラー博に来たんだから、最低2軒はハシゴしないと・・
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 で、最初に選んだのが下の段左側の「かもめ食堂」。
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 もともと気仙沼にあった人気食堂だったけど惜しまれつつ閉店。東日本大震災でお店があったところも全壊してしまったため、気仙沼の復興目的もあって当時の味を再現したものらしい。早速、気仙沼ラーメン潮味(塩味じゃないよ)を注文!
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 中細の縮れ麺に魚介系のあっさりスープがマイウ~です!写真では大きく見えるけど、これはミニラーメンで、通常の半分サイズ。なので、もう一杯はイケる!ということで、お次は・・・
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 山形・赤湯の「龍上海本店」。札幌で味噌ラーメンができた時とほぼ同時期に作られたもの。元来は醤油ラーメンだったものを、家族のまかない料理として味噌汁代わりに食べたのをヒントにして、改良を重ねてできあがった逸品。
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 見るからに濃厚かな〜と思うけど、同じ味噌ラーメンの「すみれ」とは異なり、意外にあっさりしている。ただ、ポイントは中央に鎮座している赤い辛味噌。これをお好みで少しずつ溶いていくと、ピリッとした味に変貌していく。こういう味の変化を楽しむことができるのもまた一興。食べる順番としても潮味〜味噌味でよかったぜ!とほくそ笑む。
 というわけでランチとしては大満足のラー博だったんだけど、最初に書いたように中国、東南アジア系の観光客がワンサカいて、日本語以外の多言語が飛び交う中でラーメンを食べるという、いささか珍しい体験をしたのでした(笑)。しかし、観光客の皆さんは昭和の日本を模した風景をどんなふうに思ったのかなあ?
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 このシチュエーションで男女ペアの観光客がしきりに記念写真を撮ってたんだけど、なんかこれって同伴??みたいな感じに思えちゃうのは、僕がそういうことを知ってるオジサンだからでしょうか(笑)。