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tetsuyaota.net

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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

浄土平@磐梯吾妻スカイライン

 昨年6月、上三依温泉から会津鉄道で北上し、その後は会津若松から磐越西線で郡山という、磐梯山を南方から見るルートで移動した。今回は郡山発で逆方向へ、それもレンタカーで裏磐梯を通って会津若松へ至るルートを考えた。
 まず、郡山から福島へ北上し、磐梯吾妻スカイラインへ。しかし、晴れ男の神通力も梅雨前線には勝てず、辺りは霧が立ち込めて視界不良。
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 有名な高湯温泉「玉子湯」旅館も全貌が見渡せないほど。外湯にでも入っていこうかな・・なんて軽く考えてたけど、山の天候は変わりやすいし、ぼやぼやしていると濃霧のために遭難あるいは事故の可能性もあるなと心配になり、とりあえず先を急ぐことに。不安的中、益々視界は悪くなり、時速20~30km程度のノロノロ運転を余儀なくされる。晴れていたなら恐らくは絶景が臨めるポイントも全く何も見えず。ひとたび運転を誤ると谷底へ転落・・とか考えると背筋が寒くなってくる。いくつもの曲がりくねった道を慎重に走行してきたけど、そろそろ我慢の限界かな、やっぱり引き返そうか・・と思ってたところに、霧が急に晴れてきて視界が開けた。その風景は・・・
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  草木の緑もまばらな山肌に、溶岩が固まってできたと思われる大きな岩石があちらこちらに転がっている。前方を見渡せば荒涼とした大地に「火山性ガスに注意」の看板が。ここは天国か、はたまた地獄か?と惑うような景色。しばらく走行すると・・
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 ああ、ここが「浄土平」なのか!霧で何も見えない中でいきなりだったから、浄土とは思えなかったけど。車をビジターセンターに停めて、吾妻小富士の山頂へ登ってみる。
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 頂上付近まで来て振り返ってみると、さっき通過した道が見えてきた。いつのまにか標高1600mの高さにまで来てたから、霧の上へ抜けて視界が開けたわけ。しかし、写真右のカーブなんてまさに断崖絶壁。改めて身震いしちゃう。
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 ビジターセンター背後にそびえる一切経山は活火山で、山腹からはところどころに噴煙が上がっている。そこを避けるように一切経山の頂上へ登ると、晴れた日には吾妻小富士がこのように見えるらしい(写真下は他サイトから引用)。
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 僕が登ってきたのは右手のジグザク路で、頂上だと思ったのは噴火口の外周だった!で、恐る恐る中を覗き込むと・・・
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 写真で見ると急傾斜角がよくわからないと思うので、ついでに動画も。

 手前からすぐに急斜面となり、かなりの落差がある。ちょうど頂上付近には突風が吹いていて、身体をかがめていないと前に進めない。で、噴火口側に飛ばされちゃったら、底まで容易に転がり落ちてしまう・・勿論こんな悪天候だから僕以外には人影もなく、誰にも助けてもらえないだろうな・・なんて考えてると、気温は18度程度なのに嫌な汗が出てくる。ふと気がつくと喉はカラカラ、気をとりなおしてゆっくりと下山し、車中に置いていたミネラルウォーターをゴクゴクと飲み干した。