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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

てつや流キリンラーメン  

 この週末、兼ねてより心の中に引っかかっていた作業を決行。それはというと・・
 オリジナルのキリンラーメンを作ること!先日購入したキリンラーメン、まずは素ラーメンとして食べてみたところ、素朴で懐かしい感じではあるものの、僕の中では今ひとつ物足りなかった。逆に、鍵っ子だったために夏休みなんかに自分でインスタントラーメンを作って食べてた少年時代を思い出し、当時の寂しい気持ちが蘇ってきちゃった(笑)。これではいかん!何とかこのキリンラーメンを自分流にアレンジし直さないと!と秘かに思ってたわけ。
 ただ、キリンラーメンを素材として使うだけで、沢山の食材を加えて全く別物にしてしまうのはいただけない。これは、僕がジャズのスタンダード曲を演奏する姿勢と共通していて、あまりにもアレンジし過ぎたり即興演奏をやり過ぎたりすると、元曲が持ってる本来の良さを消してしまう。なので、あくまで素朴なキリンラーメンをベースに、その良さを引き立てるようなアレンジができないものかと考えた。
 ハイ、それではどのように「てつや流キリンラーメン」を作ったのかご披露しましょう(笑)。
 キーワードは「いりこ」!

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A-1:小鍋にラーメンスープ相当量の水を張り、いりこを投入。じっくり5分程度で沸騰させ、数分煮立てた後に、いりこを引き上げる。
A-2:いりこ出汁の中にキリンラーメン付属の粉末スープを投入。味覇(ウェイパァー)とか足さなくても、これだけのことでエッジの効いた魚介系ラーメンスープに変貌。この後は弱火にして、他の作業を。

B-1:豚バラ肉を適当な大きさに切り、別な小鍋へ投入。
B-2:薄口醤油、お酒、みりんを加えて、焦げ付かないように煮る。味の濃さはお好みで。即席の和風煮豚が出来上がり。これを、別な皿へとっておく。

C-1:また別な鍋にたっぷりの湯を沸騰させておく。
C-2:キャベツを千切りにして、湯の中へ投入。
C-3:塩を二つまみほど入れて、キャベツにほんのり塩味がついたところでザルにあげて湯切りする。キャベツのシャキシャキ感がなくならないように、手早く。

D-1:その他の具材として、青ネギ、紅しょうが、煮玉子を用意。その後大鍋に湯を沸かす。その湯を少量とってラーメン鉢の中へ注ぎ、鉢を温めておく(後に湯は捨てておく)。以上の作業は同時並行で。ここまでの作業が完了した段階で、麺を茹でる。
D-2:麺が少ししんなりしてきたら、菜箸で手早くほぐして、アルデンテ程度でザルへ引き上げる。乾麺についてる粉や油成分をしっかりザルで湯切りした後に、ラーメン鉢の中へ麺を入れる。

E-1:D-2のラーメン鉢へA-2のスープを注ぎ、麺をほぐしておく。
E-2:B-2の豚バラ肉、C-3のキャベツ、D-1の青ネギ、紅しょうが、煮玉子をトッピングして出来上がり!!

 B-2の豚バラ肉は醤油ベースで、いりこ出汁キリンラーメンスープよりはやや濃い味、逆にC-2のキャベツは薄い塩味でさっぱり感を演出し、キリンラーメンとは異なる食感と味で互いに引き立て合う効果を。薬味として青ネギを加え、紅しょうがは飛び道具的な存在。最後に煮玉子でホッとするというようなイメージで(笑)。炭水化物・動物性及び植物性たんぱく質・脂質といった3大栄養素をバランスよく配置し、栄養面でもバッチリ。
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 出来上がりはこちら。彩り的にもまあまあでしょ?
 このアレンジは、キリンラーメンだけではなく、日清の出前一丁など他の醤油味系即席麺にも応用可能。ただ、その際に付属のラー油や香味油は使わないように。いりこ出汁の旨みがなくなってしまうので!