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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

祝!東京オリンピック2020!  

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 2020年のオリンピック招致レース、様々なネガティブキャンペーンもあり、昨日までは東京よりもマドリードが優勢かな?と思ってた。なので、まあダメだった時には一応マドリードの皆さんおめでとうって祝福しようと思い、スペイン産のワインを買っておいた。チームジャパンのプレゼンはよくまとまっていて、後は天命を待つのみ。その後、いつの間にか寝てしまったんだけど、寝起きが悪い僕なのにちょうど今朝4時50分に目が覚めた。
 寝ぼけ眼でネットのニュースを見てみたら、え!!マドリードが敗退?!そして、東京とイスタンブールで最終投票?どういうこっちゃぁぁ!慌ててテレビのスイッチを入れると、これから最終決定がなされるとのこと。う〜何か緊張してくる〜午前5時には発表のはずだったけど、進行が遅れてるようでよけいにドキドキさせられる。ようやく5時20分にロゲ会長が姿を現し、封筒から最終決定が書かれた中身を取り出し・・・

 「トキョ」(少なくとも僕にはそう聞こえた(笑))

 うわ〜やったー!もうダメかもって思ってただけに、よけいに嬉しい!!イスタンブールの皆さんには申し訳ないけど、景気もイマイチで震災のダメージを引きずっている今の日本には、オリンピックというカンフル剤は願ってもないこと。福島第一原発事故をどう収束させるかなど、難しい問題は山積しているけど、そこは我々日本人の知恵を絞ってやっていくしかない。
 1964年の東京オリンピックも、第二次世界大戦で焼け野原になったところからわずか19年で開催された。当時の様子はどうだったんだろう?と思ってネット検索してたらYouTubeで開会式の動画を見つけた。全部で16分39秒もあるんだけど、それを見て今更ながらに驚いた。アジア発となるオリンピックということで、何とアテネから聖火を陸伝い、海伝いに日本まで運んでた。動画の中で紹介されているのは、アテネギリシャ)→イスタンブール(トルコ)→ベイルートレバノン)→テヘラン(イラン)→ラホール(パキスタン)→ニューデリー(インド)→ラングーン(現ミャンマーヤンゴン)→香港(当時はイギリス統治下)→沖縄(アメリカ統治下)→広島(日本)で、それぞれの国のランナーが日の丸をつけたランニングシャツを着て聖火リレーを行っている。
 今でも政治的な緊張が強い地域が多いけど、これこそがオリンピック・スピリットの体現。開会式の風景も、近年の商業的色彩を帯びたオリンピックと異なり、清々しさが感じられる。平和の象徴として一斉に放たれた鳩の群れに驚く外国人選手や、祝砲に驚いて泣き出す赤ん坊など、微笑ましいシーンも随所に盛り込まれている。圧巻は、聖火が灯された後に、ブルーインパルスが五輪を大空に描くところで、胸にぐっと迫るものがある。
 ってな感じであれこれしてたら、今日予定していたことも殆ど出来ずじまいで一日潰しちゃった。まあ、しようがない。一応、東京オリンピック決定を祝って、やっぱりスペインワイン飲んじゃおうかな、ケバブトルコアイスは後日に食べるとして(笑)。

感動の東京オリンピック1964開会式(15分)ブルーインパルス有 - YouTube