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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

ツタンカーメン展  

 いつもの如く、出張の後は忙殺されてブログ更新も間延びしてしまう。今日は、金星の太陽面通過とかもあったみたいだけど、空を見上げる余裕はなし。さて、忘れないうちに、大阪で行ったもう一つのイベントレポを。

 3月から天保山特設ギャラリーで開催されている「ツタンカーメン展」。古代エジプト王朝の繁栄を物語る数々の秘宝が本格的に来日するのは約半世紀ぶりとのこと。この機会を逃すと、もう自分の目の黒いうちには二度と見られないかも・・と考えて、隙間時間を利用して行ってきた。
 平日の午後だから空いてるかな?と思いきや、30分待ちの表示が。そして、入場を待っている間にも、次から次へと観覧客が増えてくる。大盛況で、7月16日まで会期が延長されたのも頷けるところ。
 一応入場制限をかけているため、ある程度の混雑はあるものの館内での鑑賞は可能。ただ、展示品のすぐ近くでじっくり見ようと思うと、まさに牛歩戦術状態でかなり待つことになる。あまり時間もなかったので、僕は列から少し離れて、要所要所でヒョイッと頭を出してつまみ食い鑑賞。
 全体を通して感じたのは、よくこれだけのものをエジプトから持ってきてくれたなってこと。目玉の展示だけちょこっとあって、後はたいしたことないような展覧会って結構あるけど、まさに本物ばかり。そして、保存状態がすごく良好。金色に光り輝く装飾品や、目の覚めるような青で彩られた壺など、これが紀元前1400年、すなわち今から3400年も前に作られたものなの?と目を疑う。圧巻は、チュウヤの人型棺。この中にミイラが安置されてたんだ〜と思うと、独特の緊張感を覚える。
 しばし、古代エジプトにタイムスリップした後に会場を出ると、そこはグッズ売り場。で、いきなり現実に引き戻される(笑)。土産物を求めるお客さんで館内より混雑してる。大阪での人気商品は「ツタンカーメン麺」だそうな。さすがに、僕は買って帰らなかったけど(笑)。