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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

たなかりか@ビルボードライブ大阪  

 大阪での数少ないアフターコンベンションをご案内。ちょうど、ビルボードライブ大阪で、OJFの2009年幻想庭園ライブ2010年中銀前ライブに出演してもらった、たなかりかさんライブがあると知り、何とか駆けつける。国際会議場から直接行ったため、スーツにネクタイ姿という、ちょっと場違いな出で立ちで(笑)。

 東京のビルボードと異なり、大阪は地下2階。少し迷ったんだけど、何とか入り口を見つけた。

 中に入ると、やはり独特の雰囲気が漂い、ライブの期待感は高まる。

 今回は、バーカウンター近くのカジュアル席。ここでもステージは十分に見渡すことができ、夕食をとらなければ必要にして十分なポジション。とりあえず僕は、赤ワインをオーダー。

 ほどなくしてステージがスタート。りかさんのパワフルなボーカルは勿論、サポートメンバーがいい。今回は、ジャパニーズ・ソングブックという、J-Popの日本語カバーアルバムリリースにちなんだツアー。Bassの鈴木正人は、その昔イカ天でセンセーショナルなデビューを飾ったリトル・クリーチャーズのメンバー。彼が、全体のアルバムプロデュースをして、そこにGuitar:小沼ようすけ、Piano:ハタヤテツヤ、Drums:坂田学といったそうそうたるメンバーがサウンドを支える。拡がり感のある音作り、原曲のイメージを壊すこと無く、ジャズという範疇に収まらない独特な音世界を構築している。日本語を歌うりかさんはいつもに増して表現力豊か。たぶん、僕を含めて日本人である聴き手の問題なのかとも思うけど。そして、やはり小沼さんのギターはいい。音に色彩を加えることのできる、数少ないアーティストだと思う。

 普段は気恥ずかしくて終演と同時に立ち去るんだけど、今回ばかりはCDにりかさんのサインを貰った。自分的には一期一会的な感じもしたので。その後、楽屋に小沼さんを訪ねて、また岡山へライブをしに来てくださいってしばし歓談。本当に、演奏者も聴衆もハッピーになるライブだったね。6月3日(日)は、りかさんの地元、福山でのライブあり。お時間のある方は是非出かけてみて!