tetsuyaota.net

the article is randomly updated

Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

うなぎめし@静岡駅  

 落合での講演会が終了して、再び高速道路を使って岡山へ。帰り着いたのは午後10時半。遅い夕食をとった後、翌日の準備を。というのも、12月2日の昼までにセミナー出席のため、静岡県富士宮まで行かないといけなかったから。
 これまでは岡山〜名古屋は「のぞみ」、そこで「こだま」に乗り換えるようにしてた。だけど、新富士駅は名古屋から6駅目。それだけならのんびり行こうか・・と思えるんだけど、途中の駅に停車しては後続の「のぞみ」に抜かれていく。これがどうにも我慢できない。車の運転でもそうだし、とにかく追い抜かれるのが嫌なわけ(笑)。
 で、今回はちょっと違った乗り換えをしてみた。まず、岡山から「のぞみ8号」で新神戸へ。そこで「ひかり466号」に乗り換える。新大阪、京都、名古屋、浜松と停車して静岡で下車。そこで、もう一度「こだま644号」に乗り換えると一駅で新富士へ。今となっては「ひかり」も「こだま」も人気のない列車だから(失礼!)、あらかじめ指定席をとる必要もなし。自由席もガラガラで、隣に人が座ることもなくゆったりと移動できる。これで、同時刻の「のぞみ」「こだま」乗り換えよりは10分少々短縮できる。
 時刻表とにらめっこしながら、我乍らなかなかいいプランにしたわい・・とほくそ笑んでいたところ、ひとつ問題が発覚。「ひかり466号」で車内販売の弁当が来ない。静岡到着が午前11時半というのもあって、サンドイッチなどの軽食は売りにくるものの、ちゃんとした駅弁がない。新富士には12時1分に到着するんだけど、すぐ後に予定が詰まっていてそこで昼食をとる時間もない。
 考えられる作戦は二つ。静岡駅での乗り換え時間は17分。ホームに立ち食い蕎麦でもあれば急いで食べる、なければ駅弁を、できれば鰻重を希望。「ひかり466号」が静岡に停車し、急いでホームを見渡すと、まず立ち食い蕎麦みたいなものは見当たらない。ならば駅弁・・しかし、キオスクには鰻重みたいな駅弁がない!鰻で有名な浜松の隣なのに何故?
 後で聞くと、同じ静岡県にありながら、どうも静岡と浜松って仲が悪いらしい・・静岡の特産駅弁は「鯛めし」だからというのもある。しかし、一旦鰻が食べたいと思うとどうもあきらめきれず。ホームから改札階まで降りると弁当販売所があって、ショーケースの最下層にようやく「うなぎめし」を見つけた!

 しかし、既にこの時点で10分ほど経過。急いで駅弁とお茶を買って、再びホームへとエスカレーターで移動。ほどなくして、「こだま644号」がするするとホームに入ってくる。新富士までの所要時間は13分。席について、急いで「うなぎめし」を頬張る。慌ててたのか、鰻のタレと山椒をかけるのも忘れて。確かに美味しかったんだけど、10分で食べ終えたため、細かい味の記憶はなし(笑)。乗り換えが上手くいったにもかかわらず、「好事魔多し」とはこのことか・・