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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

Smokin' in the Pit〜Steps Ahead

 最近、仕事が忙しいのもあって、街中をぶらぶらして気に入ったものを買うといったような時間があまりない。それで重宝しているのがネット通販。Amazonプライムに入会すると、年会費はいるもののほとんどの商品が送料無料になるので、CD一枚でも気軽に注文できる。(別にAmazonのまわしものではないけどね)
 そんなわけで、たまたま探し当てたのが最近のお気に入り。Steps Ahead(このころはまだStepsって名前だった)の新宿ピットインでのライブ録音、Smokin' in the Pit。
 日本でリリースされたレコードをCD化したのがこちら。
    
 このジャケットには見覚えがある人もいるかも。80年代初頭、ジャズ界にセンセーションを巻き起こし、渡辺香津美も1曲客演してる「Not Ethiopia」は名演との評判だった。
 今回僕が購入したのはUSインポート盤。
    
 メンバー5人が階段に並んで座ってる写真のジャケット。左側から順に、今は亡きマイケル・ブレッカー(テナーサックス)、ラモスみたいな風貌のスティーブ・ガッド(ドラムス)、今年の東京JAZZにも来演したマイク・マエニエリ(ビブラホン)、晩年のビル・エヴァンスをサポートしたエディ・ゴメス(ベース)、そしてブレッカーブラザースでも活躍したドン・グロルニック(ピアノ)(彼も惜しくもこの世の人ではない)
 リマスターされてるから音がクリアーだし、そして同じ曲の別テイクも収録されてる。マイケル・ブレッカーの火の出るようなサックスには圧倒されるし、何といってもスティーブ・ガッドのタイトなリズムがいい。こういうリズムが好きだったんだよな〜って再認識。以前のピアノトリオ、そしてこの前のパーカッションDUOにしても、僕の好きな打楽器奏者はグルーブが共通してるから。そしてマイク・マエニエリのメロディアスな楽曲。「Sara's Touch」は何回も繰り返し聴いたし。
 古いアルバムだけど、これからやるべき道を示してくれるような一枚かな。