WBC優勝から一夜明けて、原監督やコーチ陣、選手たちのコメントが徐々に伝わってきている。今回クローズアップされた侍(サムライ)という呼び名に関して、加藤コミッショナーはこのように語っている。
侍というのは真剣勝負の緊張感とプレッシャーに直面したとき、それを集中力でエネルギーに変えるという人たちの意味であり、今回の選手がまさにそうであった。大変誇りに思う。
原監督も、
このメンバーは未来永劫、すばらしい時を刻み、そして歴史を刻んだ。すばらしい侍たちだと思った。
天下分け目の戦いに馳せ参じ、自分のすべきことをなし、戦い終わればまた自分の場所に粛々と戻っていく。何かというと組織的な動きしかできないと評される日本人だが、自らの判断と責任で行動しつつ、和を重んじ友を助けるサムライ魂、そういうDNAが我々の中にはちゃんと刻まれている。
そう気づかされただけでも、改めてありがとうと言いたい。