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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

松山訪問

 OJF7フィナーレを飾る「ちゅうぎんまえジャズナイト」、10月12日に迫ってきましたね!色々とサプライズがあると思うのでご期待ください。さて、今回は、「いしやまパークライブ」の前に、松山へ行ってきたので、その訪問記を書きますね〜。

 松山に行く方法としては、JRだと特急「しおかぜ」なんだけど、このたびは高速バス「マドンナ号」へ乗車。

 目的は、中国四国外科学会と言って、年に一度、中四国の外科医が集まる学会です。大学の先輩・同級生など、専門が違うとなかなか全国学会でも顔を合わさないのですが、比較的規模の小さい中四国の会なので、懐かしい顔に沢山会うことができました。発表を済ませた後に市電に乗って道後温泉駅へ行ってみると・・・

 坊ちゃん列車が停まっていました!小説「坊ちゃん」にも登場する、日本で初めての軽便鉄道伊予鉄道が再現したものです。当時は蒸気機関車だけど、現在のものはディーゼルによるレプリカ。鉄ちゃんとしては、これは乗ってみなきゃ!と思い、早速切符を購入。

 もう一度市内へ逆戻りしたわけなんですが、車掌さんがにわかガイドみたいに説明してくれます。ただ、機関車の音がやかましくて、何を喋ってるのかほとんど聞き取れません(笑)。

 大街道の停車場前で、「『坂の上の雲ミュージアム』はこちら〜」と案内が聞こえたので、おもしろいネーミングだなと思い、とりあえず坊ちゃん列車を降りました。

 事前に全く調べていなかったので、どんなミュージアムなのか知らなかったんだけど

 司馬遼太郎の「坂の上の雲」という長編小説をテーマにしたミュージアムで、安藤忠雄が設計してました。ウィキペディアによると・・

坂の上の雲」とは、封建の世から目覚めたばかりの幼い日本国家が、そこを登り詰めてさえ行けば、やがては手が届くと思い焦がれた欧米的近代国家というものを、「坂の上にたなびく一筋の雲」に例えた切なさと憧憬をこめた題名

 だそうです。松山にゆかりのある秋山好古秋山真之の兄弟と、正岡子規の3人を主人公にしていて、ミュージアムは彼らにちなんだものと、松山市民の手による様々な作品が陳列されています。建物は、松山城のある山に隣接しており、安藤作品らしく周囲の自然に溶け込んでいます。中は回廊型になっていて、表参道ヒルズに少し似た感じでしたね。作品自体は、今後NHKでドラマ化されるようなので、それも楽しみ。

 再度道後温泉に戻り、本館で湯につかりました。過密スケジュールで移動した疲れが、じわーっとなくなっていくような感じです。やっぱり、温泉はいいっすね。

 最後に、後輩たちと飲みに行ったお店で注文したギネスの写真。

 表面に四葉のクローバーが・・・何か、いいことありますように・・・かな?
 そんなこんなの、松山訪問記でした!