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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

ジャズもいいけどクラシックもね

 昨日は,ちょっと真面目に書いてしまいましたが,今日から平常運行に戻りますね.またおつきあいをお願いいたしやす!

 先日,ルネスホールに寄ったらクラシックのコンサートをしてました.ルネスの事務方WKBさんが,僕の姿を見つけるなり
「すんませんねぇぇ.クラシックばかりやってて...別にジャズを外してるわけじゃぁないんですけど」
ってすんごい低姿勢で言われるんですよ.
 別に,ルネスホールへ「何でジャズをやっとらんのじゃぁ.責任者出てこい!」なんて怒鳴り込みに行ったわけではなく,僕はルネスホールの会員だから年会費を払いに行っただけなんですけどね(笑).なんか,岡山ジャズフェスをやってるからといって,ジャズのご意見番:大久保ジャズ左衛門でござるぅ〜みたいに思われると困るなあと思い,「これでも結構クラシック好きなんですよ」と答えておきました.
 実際,僕のiTunesiPodの中には,ジャズに限らずポップ・ロック・クラシックなど様々なジャンルの音楽が入ってます.まさに,Music Crossroadなんですよ(ちょっとベタなオチですね(笑)).去年は.テレビドラマの「のだめカンタービレ」があって,結構クラシックブームでしたが,今年の年末オススメはこれです.

 「敬愛なるベートーヴェン」という映画です(ホームページはこちら.すごく奇麗なHpなので是非覗いてみてください.ベートーヴェンの曲も沢山聴けますよ).有名な第九交響曲ができる前に,耳の聞こえなくなったベートーヴェンを支えた美しい写譜師がいた・・・そんな設定で物語は進んでいきます.圧巻は,ベートーヴェン役のエド・ハリスが指揮して演奏される第九交響曲第4楽章「歓喜の歌」です.写譜師アンナ・ホルツ役のダイアン・クルーガーがサポートしつつ演奏は進行するんですが,とてもロマンチックで甘美な映像になってます.
 この場面だけではなく,他にも色々見所があります.岡山の映画館は上映リストに入ってなかったので,先月DVDが発売されてから見たんですが,本当によかったですよ!
 この映画を機会に,ロマン・ロランの『ベートーヴェンの生涯」も読み直してみました.

私にはどんな障害をも乗り越える決心がある。
何人に対しても、臆することなく力比べができる。
私は「運命」の首を絞めてみせる。「運命」には絶対伏しない。
生きるということは、なんて美しいことなのだろう。

 この中にあるベートーヴェンの言葉は,今の時代においても勇気づけられる内容です.
 以前,ウィーンに行ったときに,「ハイリゲンシュタットの遺書」の家を訪ねた後,ウィーン郊外にあるベートーヴェンのお墓に行きました.

 ここにはモーツァルトシューベルトブラームスなど有名な作曲家が沢山眠っています.モーツァルトを描いた映画『アマデウス」も傑作でしたが,

 音楽以外のきっかけで,こういうクラシック音楽に触れるのもいいですよね.お正月には「のだめ」のスペシャル版もあることですし!