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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

止まない雨はない

 9月15日の「ジャズmeetsアート」を無事終了し,翌日はいよいよOJF 2nd. stageの最終日です.午前中は晴れ間ものぞく天気でしたが,昼過ぎてからは残念ながら雨模様になってしまいました.しろ地下広場は半地下のスペースで雨・風をしのげるのですが,オランダ通りの「コラボレーション・オン・ザ・ストリート」はいったいどうしているだろう?と思い,傘を差して行ってみました.
 そしたら・・・何と,降りしきる雨の中,赤田さんを含むミュージシャン達がテントの下で演奏していたのです!
 
 そして,通りを挟んだスペースには焼鳥の出店などもあり,観客の方々がゆったり演奏を聴いておられました.まるで,雨が降ろうが降らまいが関係ないもんねっという余裕たっぷりな感じです.
 
 このことを現場監督の赤田さんが,OJFのMLに書いてくれています.
 

 ここら辺り(午後1時台)から雨脚が本格的になってきました。
ステージに張ったテントにもだんだん雨水が溜まりだし、
漏れ出すところも出てきました(穴が空いていたわけではなく、
想定を超える雨脚に防水布地の設計がついていけなかった模様)。
棒などで溜まった雨水を突き出しつつの進行です。
テントの中は思った以上に暑く、そして特に湿気がきつく、
腕の毛に樹氷のような細かい水滴がびっしりつく有様でした。
楽器のみならず、PA等の電子機器にとっても危機的な状況でした
(この状況はイベント終了近くまで断続的に続きました)。
さすがに、このような状況までは予想していませんでしたが、
軟弱な?ミュージシャンならわが身と楽器惜しさに逃げ出すような環境の下、
参加者の皆さまも、オランダ通り関係の皆さまも、そしてお客さまも
辛抱して頑張ってくださいました。正直、関係者の周辺のどこからも
「中止」の声が上がらなかったのが不思議かつありがたかったです.


 今回のブログ記事タイトルはこの時の彼らのスローガンであり,かつ5分間の即興曲の題名でもありました.結果,演奏の最後まで雨は降り続きましたが,まさに「止まない雨はない」のです.それを信じて演奏を続けたミュージシャンと,サポートしていただいたオランダ通り関係者の方々には,心から敬意を表したいと思います.
 
 さて同じ頃,しろ地下広場では「しろちかジャズセッション」が行われておりました.全部で9バンド出演していただき,こちらも熱い演奏が繰り広げられました.雨にもかかわらず,演奏が続くに従ってだんだんに広場に人がたまってくるようになり,僕が行ったときにはかなりにぎわってましたね.
 
 ちょうど,OJF実行委員のOKZKさんが在籍している「エスキーナ」というラテンバンドが演奏してました.え〜感じのまったり感です.
 
 次は「HARA-Show」で,サックスは仕事上の知り合い,ベースは大学の軽音楽部後輩,ドラムは通天閣スペシャルで一緒にやってるという,僕とは妙に縁があるバンドです.今年は特にジャズにこだわったということで,司会の早田さんも気に入っていましたよ.
 
 今回から「しろちかジャズセッション」の時にドリンク販売をすることにしたんですね.ソフトドリンクは一杯100円!えぇーい,もってけ,ドロボー!みたいな値段でしょ.この写真では,バナナのたたき売りをしているように見えますけどね(笑).
 
 実は,この受付に座っているIさんは,ミュージシャンとしても「しろちかジャズセッション」に参加しているんですよ.僕も含めて,OJF関係者であっても自分も演奏者として楽しめるというのがいいんです.イベントを支える側・演奏する側,両方を体験することで,どちらの立場のこともわかりますから...オランダ通り,しろ地下広場はそういう意味でも,OJFにとって大事なイベントです.皆さん,来年も是非来てみてください.出演も大歓迎ですよ!