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山本容子のジャズ絵本銅版画展

 本日のタイトルの如く,今日からルネスホールの公文庫カフェにて,山本容子さんのJazzingというジャズ絵本の銅版画展を開催してます!期間は本日から来週の金曜日まで(火曜日は定休)で,カフェの中で8点の銅版画を展示しています.山本容子さんの銅版画が描いてあるポストカードやファイルなどのグッズ販売もしてますよ.
 そして,来週の土曜日9月15日は「ジャズmeetsアート」の本番です.山本容子さんご自身が岡山に来られて,作品の展示も増えます.それに,今回のポスターの背景にもなっている銅版画の原画も持ってきてもらえます.これはルネスホールのメインホール内で展示しますからね.
 昨晩はその準備を公文庫カフェで行いました.山本容子さん事務所のリクエストにて,白と黒のモノトーン基調のカフェの奥側の壁を赤一色にして,そこに作品をかけてます.
 しかし,これには苦労話があってですね..まず,ルネスホールというのは歴史的建造物であり,壁とかに釘を打ったりするのは厳禁なんですよ.公文庫カフェも同じで,以前は金庫であったところを改装してカフェにしているので,壁一つにしてもルネス改装を担当した建築家の方の相当なこだわりがあるんですね.
 もちろん,山本容子さんの方にも相当なこだわりがあります.これまで作品を画廊や美術館で展示をしたことはあっても,カフェに展示したことはないそうで,この公文庫カフェでの展示をOKしてもらうのにかなり粘り強く交渉しました.山本容子さん事務所のデザイナーさんが,わざわざルネスホールの下見に来られたのが6月10日で,最終的にルネスホール側と山本容子さん側との折り合いをつけられたのが7月に入ってからでしたね.一時は,こういう展示はできなくなるかもと気をもんだのですが,何とかここまでこぎつけることができました...
 そして,公文庫カフェの壁を赤くするのに尽力していただいたのが,中銀ステージでのイケメンサンドイッチマンこと,Tさんです.カフェの壁に1本の釘も打つことなく,白い壁の前面に新しく赤い壁を制作してもらいました.実際に見てみると,最初からこんなふうになってたんじゃない?っていうような素晴らしいできばえです!
 
 (新たに壁を設置したところです)
 
 (皆で作品を壁にかけています)
  最終的にはこんな感じになってます.かなりいい雰囲気でしょ?

 この銅版画は限定50部しか制作されておらず,残りが僅少になっている作品もあります.それぞれにシリアルナンバーと山本容子さんのサインが入ってます.是非近くで見てみてください.Jazzingの世界にひたることができますよ.
  
 最後に,壁制作者のTさんと事務局長のYさん(Tさんにハレーションが!とか言われながら何故一緒に写ってるんでしょう(笑)?だけど二人とも満足そうでとってもいい笑顔なのです!)をパチリ.
 
 無料で作品展示は見られるのですが,できればカフェでコーヒーの一杯でも飲んでいただいてゆっくり作品をご覧ください.提供はOJF実行委員会アート班でした!!