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Oui! Friends..

As you know, "Pianist/Composer/Surgeon"

一区切り

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 ようやく週末。今年度も来週で終わりなんだけど、僕の周りでは既に色々なことが一区切りを迎えてる。人が動けば関係性も変わる。自分が望むか望まざるかに関わらず、なかなかしがらみからは抜け出せないから、じっとその時を待つしかない。
 でも、あるデッドポイントを過ぎたら、どこかへ抜け出せるはず。次なるステージでは何が待っているだろうか。今よりも、もっと大きな困難だったりして・・それはちょっとご遠慮したいけど(^^)。

旧暦ならば・・

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 今日から2月!僕にとって、昨年末からの色々を引きずった1月だったので、どちらかと言うとようやく年が明けたかなって感じ(^^)。ちなみに、旧暦では、2月中旬が旧正月だとか。なので、2018年もまさにこれから!
 そういうわけで、今日はデスク周りを徹底的に断捨離。そして、色々滞っていた問題を一挙にリセット!いらないものはきれいさっぱり捨てて。うん、すっきりしたね〜。とは言え、小さなしがらみはまだ纏わりついているけど、気分的にはかなり解放されたかな。
 写真は、今年のお正月に竜ノ口山頂から見下ろした風景。この風景が僕の原点であり、出発点でもある。山あり谷あり川あり(笑)、格別どうと言うほどのものではない、只の田舎なんだけど、何ていうか必ずここに還ってくる自分がいる。たぶん、これからもずっと(^^)。

白い彼岸花

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 お彼岸にて墓参りへ。父が残してくれた実家近くの畑に、白い彼岸花が咲いていた。赤い彼岸花とは異なり、自生するものではないから、恐らく母が球根を植えたのだろう。しばし眺めていると、ちょうどそこに黒いアゲハチョウがヒラヒラと舞い降りた。白い彼岸花にクロアゲハ。ウェブで調べてみると、両方ともにスピリチュアルな意味もあるよう。クロアゲハは神の使いであるとも。だけど、お彼岸のお墓参りに来ているわけで、二人があの世から見守ってるよってことなんだろうって思う。まあ、最近何かと大変なことが多いし色々心配かけてると思うなあ(^^)。なので、とりあえず健康だけには気をつけないと・・と思いつつ、今日もいつもの如く呑んじゃうんだよね(笑)。

善意の贈り物

 ライブ終了後、いつものようにバタバタしてて・・疲れもなかなかとれず、ブログ更新もしばらくできてなかったんだけど、今日はちょっとしたきっかけがあって、久々にやる気になった(^^)。というのも、意外な方から「ブログ、楽しみにしてますよ。人柄が出てますね〜」と声をかけられて。誰に読んでもらっても構わない前提で書いてはいるものの、面と向かって言われるといささか気恥ずかしい。リア充自慢のために殊更話を盛ってるわけでもなく(笑)、僕が面白い!と思ったことを単に書き連ねているだけなので、どうしても素の自分が出てしまう。その辺りをさらっと指摘されると、う・・見抜かれておったか・・かたじけのうござる!って頭を下げたくなる。
 ただ、それと同時に、プラスの評価をもらったということで少なからず励みになったのも事実。こんな文章でも誰かの役に立っているのかな〜ってね(^^)。
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 写真の花束は、先日のライブに初めて来ていただいたお客様から貰ったもの。後で御礼の気持ちを伝えたら、逆に「こちらこそ、いい時間をありがとうございました」と間髪入れず返された。いやいや、今は僕が感謝している立場なんですから〜(^_^;)と思いつつ、二人ともに自然と笑みがこぼれた。ちなみに、この花束は他のお客様との記念撮影にもしっかり役立った後、母の遺影周りを長らく彩ってくれて、二重三重にありがたかったデス。
 お二方に共通しているのは、善意をきちんと相手に伝えてるっていうこと。巷では悪意のこもったニュースが溢れてるけど、こういう善意の贈り物をもらった側は、また別な誰かに自分も贈りたいと思うもの。そう、善意って、人に行動を促すものなんだよね。皆が少しずつ互いに善意を伝えあえたら、もっと明るい世の中になるんだろうなあ。僕も何かいいことしなきゃね(^^)。

咲き誇るカンナ

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 実家の庭を手入れするために旭川の堤防沿いの道を北上し、旭川荘前のバス停を通りかかったときに、鮮やかな花が咲いているのに気づいた。あれ?こんなところに花が咲いてたっけ?ひとまず通り過ぎて庭の草刈りを終え、帰りがけに車を停めてみた。ちょうど、本線から旭川荘へ繋がる交差点脇から伸びる水路に沿って、沢山のカンナが咲いていた。元々、群生するような花ではないから、誰かが球根をこの地に植えたんじゃないかな。この道を進んでいく人達に、少しでも明るい気持ちになって欲しいという願いを込めて。何か、そんな気がしたんだよね。

一握の花びら  

 今年は月末・年度末が金曜日というのもあって、今日をもって一区切りついたっていう気持ちになる。退職される人、異動される人、本当にお別れなんだなあ・・って若干センチメンタルにもなる。まあ、来週からは新年度も始まり、フレッシュマン達が沢山やってくるから、また新たな気持ちになるんだろうけど。
 一区切りと言えば、今年の3月11日には敢えてこの場で何もコメントしなかった。未曾有の震災から6年経過し、彼の地はまだ十分に復興を遂げているとは言い難い状況だし、まだまだやらなきゃいけないこともある。個人的にも自分にできることをし続けていきたいと思っている。だけど、震災で経験した様々な思いを出発点として、人々が前向きに生きているのも確か。そういうしっかりとした足取りを応援していくのも大事かなと。
 3月11日、僕はとある新たな門出の場に列席していた。震災のことを振り返るよりも、これからの希望を語ることを選んだ。フラワーシャワーに用意された、幸せな未来が添えられた花びらを見つめながら。
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御用納め in 2016  

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 今日は2016年の御用納め。自分の仕事に関して振り返ってみると、「暗中模索」の一年だったなあと。上の写真は、今年2月に訪れた、雪深い磐梯山麓にあるホテリ・アアルトにて。雪原についている足跡は僕のもので、普段なら道などない場所。辺り一面雪に覆われた中、自分の進んだ後があたかも道らしきものになっていく。しかし、どこに進んでいったらいいのか、めぼしき案内もなく、誰かが導いてくれるわけでもない。自分の信条と感性だけを信じて、前へ進んでいくしかない。いささか途方にくれることはあったけど、今年の僕を象徴しているようなスナップショット。
 御用納めの今日、一仕事終わったなという感慨も特になく、この時と同様に視界不良で先行き不透明(笑)。でも、逡巡している間にも、時計の針は確実に未来へと進んでいく。とりあえず、一歩前へ踏み出せば何とかなるはず。結果は後からついてくるものだから。雪原についた足跡のように。

Crossroad  

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 昨日、台風16号が九州に上陸。ここ、岡山も朝は結構な雨が降ってたけど、台風が高知から紀伊半島方面へ抜けていったため、夕刻にはいつもの平穏さを取り戻していた。日中の業務を終えた後、もう一仕事するために市内某所へ。空には依然として台風の名残とも言うべきどす黒い雲が広がっていたけど、道路の向かう先にわずかな晴れ間が覗き、そこだけが日没後の光によって明るく照らされていた。薄暮の中、まるでこちらへと誘うような光と影。ちょうど小さな交差点に立っていた僕は、いったい自分はどちらへ向かった方がいいのだろうか?と、一瞬の戸惑いを覚えた。行先が決まっていたにもかかわらず。